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「誰が何と言おうと10年間で最高のキャッチ」イ・ジョンフ、衝撃の“足の間キャッチ”「滑稽だったが、捕れて良かった」

THE DIGEST編集部

2025.08.18

球場を熱狂させるスーパーキャッチを見せたイ・ジョンフ。(C) Getty Images

 現地8月17日、サンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフが、本拠地オラクル・パークで行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「1番・センター」で先発出場した。

 4回表、0対0で迎えた場面で球場を熱狂させる衝撃的なプレーが飛び出した。

 ジャイアンツ先発ローガン・ウェブの初球を、先頭打者ヤンディ・ディアスが右中間最深部「トリプルズ・アリー」へ弾き返す。これに俊足で追いついたイ・ジョンフは、スライディングしながら体勢を崩すも、驚異的な反応で足の間にボールを挟み込みキャッチ。地元メディア『NBC Sports Bay Area and California』は「今シーズン、長く語り継がれるプレー」と絶賛した。
 
 同メディアによれば、試合後にイ・ジョンフは「風でボールが流されて伸びていったのでスライディングした。捕ったものの胸から体の下に落ちてくる感覚があり、ボールが体を伝って落ちてくるのを感じた瞬間に『挟まなきゃ』と思い、最後はふくらはぎで挟んだ。少し滑稽だったが、捕れて良かった」と振り返った。

 この試合の実況を務めたデュアン・カイパー氏(元ジャイアンツ)は「誰が何と言おうと関係ない。あれは10年に一度のキャッチだ。10年間で一番のキャッチだ」と興奮を隠さなかった。

 イ・ジョンフのスーパーキャッチに勢いづいたジャイアンツは6回に4点を奪い、最終的に7対1で勝利。現在ナショナル・リーグ西地区3位(60勝64敗)で、首位ドジャースとは11ゲーム差となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】イ・ジョンフが10年に一度のスーパーキャッチ"を披露
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