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大谷翔平が悪夢の5連打で今季ワースト5失点…4回には右足に打球直撃のアクシデントで続投も9安打の大乱調

THE DIGEST編集部

2025.08.21

大谷は4回を投げ9安打5失点と散々な内容だった。(C) Getty Images

大谷は4回を投げ9安打5失点と散々な内容だった。(C) Getty Images

 現地8月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に1番・投手兼指名打者として今季10試合目の先発登板。4回66球を投げ9安打3奪三振、今季ワースト5失点で降板した。

 第1打席に右翼線への二塁打で5試合連続安打とした大谷はその裏、初回のマウンドに上がる。先頭のタイラー・フリーマンをカウント2-2で追い込むと5球目は内角のスイーパーで見逃し三振。次打者を右直、3人目は再びスイーパーで遊ゴロとし三者凡退で終える。

 2回は2本のヒットで1死一、二塁でランナーを背負うと7番ブレントン・ドイルに真ん中低め目のスライダーを左翼線に運ばれる二塁打で先制点、さらに2死二、三塁でオルランド・アルシアに右犠飛で2点目を失う。

 3回は1番のフリーマンを変化球3つで左飛、続くエセキエル・トーバーもスライダーを中心に組み立て三ゴロに打ち取り2アウト。3番のハンター・グッドマンには156キロのカッターで二ゴロで凡打とし、このイニングは直球を1球も投げずに終える。

 そして4回、大谷のピッチングに狂いが生じる。先頭に右安打されると、続くウォーミング・バーナベルには高めのシンカーを左翼線への二塁打。レフトからの返球を遊撃手のミゲル・ロハスがグラブに弾きボールが転々とする間に一塁ランナーが一気に生還。味方の送球ミスでロッキーズに追加点を許す。
 
 3点のビハインドとしたあと、大谷はさらに連打を浴びて1死二、三塁にピンチを招くと、7番オルランド・アルシアの打球が大谷の右太もも付近に直撃。強烈なピッチャーライナーで内野安打を許した大谷は痛みで右足をひきずる素振りを見せ、デーブ・ロバーツ監督やトレーナーが心配してマウンドに集まる。大谷は痛みに耐えて続投するもさらに2点を失い、0対5とリードをさらに広げてしまう。2番エセキエル・トーバーをなんとか空振り三振に抑えたが、大谷は5連打を含む9安打の大乱調。球速は99.1マイル(約159.4キロ)が最高で、ピリッとしない内容でこの回限りでマウンドを降りた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】危ない!大谷翔平の右足付近に打球が直撃!痛みに顔を歪める…

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