現地8月20日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に3対8で惨敗した。1番・投手兼指名打者で先発出場した大谷翔平は今季ワースト9安打5失点で二刀流復帰後、初の負け投手になった。打っては2打数1安打で連続出塁記録を18試合に伸ばしたが8回に代打を送られて途中交代した。
初回の第1打席に右翼線に抜ける痛烈な二塁打で5試合連続安打としたが後続が続かず無得点。その裏、今季10試合目の先発マウンドに上がった大谷は先頭のタイラー・フリーマンを内角のスイーパーで見逃し三振。次打者を右直、3人目は再びスイーパーで三者凡退。上々の立ち上がりをみせる。
だが2回は2本のヒットで1死一、二塁にランナーを背負うと7番ブレントン・ドイルに真ん中低め目のスライダーを左翼線に運ばれる二塁打で先制点を与える。さらに2死二、三塁でオルランド・アルシアに右犠飛で追加点を許す。
2点を追いかける3回、バットで失点を取り返したい大谷はセンターに大きな飛球を放つが惜しくも中飛。その裏、投げては1番のフリーマンを変化球3つで左飛、続くエセキエル・トーバーもスライダーを中心に組み立て三ゴロに打ち取り2アウト。3番のハンター・グッドマンには156キロのカッターで二ゴロとし、このイニングは直球を1球も投げずに終える。
すると4回、大谷のピッチングに狂いが生じる。先頭のジョーダン・ベックに右安打、続くウォーミング・バーナベルには高めのシンカーを左翼線への二塁打されると、左翼手コンフォートの返球を遊撃手ミゲル・ロハスがグラブに弾きボールが転々とする間に一塁ランナーが一気に生還。味方の拙守でロッキーズに3点目を許す。
大谷はこのあと連打を浴びて1死二、三塁にピンチを拡大すると、7番オルランド・アルシアの打球が大谷の右太もも付近に直撃。強烈なピッチャーライナーで内野安打を許した。大谷は痛みで右足をひきずる素振りを見せ、デーブ・ロバーツ監督やトレーナーが心配してマウンドに集まる。大谷は痛みで顔を歪めるが続投を決断。だがロッキーズ打線の勢いを止められずさらに2点を失い、0対5とリードを広げてしまう。2番エセキエル・トーバーをなんとかカーブで空振り三振に抑えたが、5連打を含む9安打の大乱調。ピリッとしないピッチングで防御率を4.61と悪化させた大谷は汗を拭い、この回限りでマウンドを降りた。
5回、ピッチャーライナーで痛めた右足が心配されたが大谷は3度目の打席に立つ。2死一塁からボールを見極めて四球を選ぶが得点にはつながらず。8回の第4打席は大事をとって代打を送られ、試合を退いた。
5点を追いかけるドジャースは6回にテオスカー・ヘルナンデスの21号ソロホームランで1点を返すが、直後に3番手のポール・ジャーベイスが1点を献上。8回にはジャック・ドレーヤーが追加点を与えて西地区断トツ最下位ロッキーズに7点のビハインド。9回にようやく打線がつながり2点を返す意地を見せるが反撃もここまで。首位ドジャースは投打で精彩を欠き、ロッキーズとのカード4連戦で痛い2敗目を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】危ない!大谷翔平の右足付近に打球が直撃!痛みに顔を歪める...
【記事】サヨナラ負けのドジャース、試合後にベッツ、ロバーツ監督、フリードマン編成本部長が会談「ブルペンだけが唯一の問題ではない」と地元紙、守備位置の変更も
初回の第1打席に右翼線に抜ける痛烈な二塁打で5試合連続安打としたが後続が続かず無得点。その裏、今季10試合目の先発マウンドに上がった大谷は先頭のタイラー・フリーマンを内角のスイーパーで見逃し三振。次打者を右直、3人目は再びスイーパーで三者凡退。上々の立ち上がりをみせる。
だが2回は2本のヒットで1死一、二塁にランナーを背負うと7番ブレントン・ドイルに真ん中低め目のスライダーを左翼線に運ばれる二塁打で先制点を与える。さらに2死二、三塁でオルランド・アルシアに右犠飛で追加点を許す。
2点を追いかける3回、バットで失点を取り返したい大谷はセンターに大きな飛球を放つが惜しくも中飛。その裏、投げては1番のフリーマンを変化球3つで左飛、続くエセキエル・トーバーもスライダーを中心に組み立て三ゴロに打ち取り2アウト。3番のハンター・グッドマンには156キロのカッターで二ゴロとし、このイニングは直球を1球も投げずに終える。
すると4回、大谷のピッチングに狂いが生じる。先頭のジョーダン・ベックに右安打、続くウォーミング・バーナベルには高めのシンカーを左翼線への二塁打されると、左翼手コンフォートの返球を遊撃手ミゲル・ロハスがグラブに弾きボールが転々とする間に一塁ランナーが一気に生還。味方の拙守でロッキーズに3点目を許す。
大谷はこのあと連打を浴びて1死二、三塁にピンチを拡大すると、7番オルランド・アルシアの打球が大谷の右太もも付近に直撃。強烈なピッチャーライナーで内野安打を許した。大谷は痛みで右足をひきずる素振りを見せ、デーブ・ロバーツ監督やトレーナーが心配してマウンドに集まる。大谷は痛みで顔を歪めるが続投を決断。だがロッキーズ打線の勢いを止められずさらに2点を失い、0対5とリードを広げてしまう。2番エセキエル・トーバーをなんとかカーブで空振り三振に抑えたが、5連打を含む9安打の大乱調。ピリッとしないピッチングで防御率を4.61と悪化させた大谷は汗を拭い、この回限りでマウンドを降りた。
5回、ピッチャーライナーで痛めた右足が心配されたが大谷は3度目の打席に立つ。2死一塁からボールを見極めて四球を選ぶが得点にはつながらず。8回の第4打席は大事をとって代打を送られ、試合を退いた。
5点を追いかけるドジャースは6回にテオスカー・ヘルナンデスの21号ソロホームランで1点を返すが、直後に3番手のポール・ジャーベイスが1点を献上。8回にはジャック・ドレーヤーが追加点を与えて西地区断トツ最下位ロッキーズに7点のビハインド。9回にようやく打線がつながり2点を返す意地を見せるが反撃もここまで。首位ドジャースは投打で精彩を欠き、ロッキーズとのカード4連戦で痛い2敗目を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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