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MLB

「カブスにとっての不幸」4試合連続QSの今永昇太に地元メディアから同情が…「18/24」が示すホームで際立つ安定感

THE DIGEST編集部

2025.08.24

地区首位ブルワーズ戦に先発した今永。黒星が付いたが快投に称賛が上がっている。(C) Getty Images

地区首位ブルワーズ戦に先発した今永。黒星が付いたが快投に称賛が上がっている。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太が現地8月21日に本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板。7回を3安打2失点、2四球5奪三振と好投した。打線の援護なく今季6敗目を喫したが、エース左腕はまたも快記録を打ち立てた。

 初回を無失点に抑えた今永は2回、先頭に四球を与えると2死後に7番ブライス・チュラングに内角低めのストレートを捉えられ、先制2ランを被弾。3回も先頭にヒットを許したが、後続をしっかり抑えた。

 4回以降はブルワーズ打線を圧倒。許した走者は7回1死からの四球のみで、13人連続で打ち取った。
 
 勝利に導けなかったとはいえ、カブス投手陣の大黒柱に地元メディアの評価はすこぶる高い。シカゴ放送局『Marquee Sports Network』は「ショウタ・イマナガはリグリー・フィールドで24試合の先発のうち18試合で自責点を2以下に抑えている」と発表。ホーム球場で抜群の安定感を発揮する日本人左腕を称えた。

 他にも、専門メディア『Bleed Cubbie Blue』は「カブスにとっての不幸は、ショウタ・イマナガが7イニングを3安打2失点だったのが唯一ゴージャスだったこと」と言及。「イマナガの投球は圧巻だった。球数は98球でストライク率は64%。今日の内容ならば、チームが75~80%の確率で勝てたはずだ」と嘆くほど、際立つピッチングで中地区首位ブルワーズを抑えた今永に同情を寄せた。

 熱狂的なシカゴファン及びメディアを虜にしている今永。左腕は4試合連続クオリティスタート(6イニング以上を自責3以下)、さらに2試合連続のハイクオリティスタート(7イニング以上を自責2以下)を挙げているが、これら4試合の間に自身の勝ち星は付いていない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】今季8勝目ならずも今永昇太が7回3安打5K2失点の好投

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