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130試合消化時点でも「ドジャースはいまだ万全の状態に到達していない」地元記者は“DFAと昇格”を要望「時間はなくなりつつある」

THE DIGEST編集部

2025.08.25

LA地元記者が昇格を望んだのが、3Aオクラホマシティに所属するウォードだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの成績が安定しない。73勝57敗でナ・リーグ西地区2位につけるドジャースについて、ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は「4月4日から数えて65勝57敗。5月4日以降は50勝47敗、7月4日からだと17勝25敗だ」と、シーズンが進むにつれて黒星が増えている状況を説明。ドジャースの調子が落ちていると指摘している。

 今シーズンは、先発・ブルペンを含む投手陣、さらに野手陣にも負傷離脱者が続出。ブレイク・スネルやタイラー・グラスノーら復帰した選手もいれば、佐々木朗希やマックス・マンシー、トミー・エドマン、キム・ヘソン、キケ・ヘルナンデスらは現在も負傷者リストに入っている。さらにムーキー・ベッツの不調やブルペン陣の乱調、マイケル・コンフォートの不振なども含めれば、シーズンを通してチーム状態が安定していた時期はあまりないかもしれない。

『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、「130試合を終えた現在も、ドジャースはいまだ万全の状態に到達していない」とXで言及。「最近こそ先発投手の調子はいいが、パドレスとのシリーズでは打線が沈黙。ある日は守備陣が足を引っ張り、ある日はリリーフ陣が、別の日は先発投手が、そしてまた打線と、チームの問題が次から次へと入れ替わる状態だ」とチームの不安定さを指摘している。
 
 つねにどこかに綻びがあり、何かを修正しても、別の部分が崩れる悪循環に陥っているようだ。あと1か月あまりのレギュラーシーズンで、ドジャースは投手、守備、打線のすべてをうまくかみ合わせることができるのか。

「残り32試合。すべてをうまくまとめ上げ、チームをうまく機能させる時間はなくなりつつある」と危機感を募らせているドゥアルテ記者は、ドジャースに2つの注文を出した。

「キム・ヘソンとK・ヘルナンデスは復帰に近づいているが、マンシーとエドマンはまだ時間がかかりそうだ。おそらく9月上旬から中旬だろう。そこでチームに提案がある。ひとつは(8月15日にウェーバーで獲得した)バディ・ケネディのDFA(実質の戦力外)。もうひとつは、3Aオクラホマシティ・コメッツで活躍しているライアン・ウォードの昇格だ。3A最高の打者がドジャースの攻撃力に弾みをつけられるのか試す価値がある」

 27歳のウォード外野手は3Aとはいえ、出場120試合で打率.305、出塁率.393、長打率.582、OPS.975、31本塁打、113打点と猛威を振るっている。これまで、同じ外野手のエステウリー・ルイーズやジャスティン・ディーンがオクラホマシティから昇格した際、一部のLA記者はウォードの昇格を期待していたほどだった。

 チームのどこかに問題を抱えているドジャースは、残り約1か月の終盤戦をどのように乗り切るのか。そして3Aで活躍中のウォードが今シーズン中にメジャー初昇格する未来はあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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