ロサンゼルス・ドジャースのマイケル・コンフォートが、シーズン中に戦力外になるかもしれない。米メディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者が、「負傷者の復帰が、コンフォートのロースターの席を脅かす」と伝えた。

　ドジャースは現地８月25日、負傷者リスト（IL）入りしていたキケ・ヘルナンデスの復帰を発表。これにより、８月15日にウェーバーでドジャースに加入したばかりのバディ・ケネディがDFA（実質の戦力外）となった。

　さらに、間もなくキム・ヘソンが復帰予定で、加えてILにはマックス・マンシーとトミー・エドマンが入っている。こうした状況もあって、打率.187と大不振のコンフォートが負傷者の復帰に伴い、シーズン中にDFAされる可能性があるというのだ。

　ローゼンタール記者は「とくにキム・ヘソンやエドマンは外野を守れる」とし、左翼手コンフォートの危うい立場を強調。「（不振のコンフォートを外すことで）不足している攻撃力を補うことができる」との見解を示した。
  　この話題に反応したのが韓国メディア『Nate Sports』だ。「OPS.617と不振の外野手コンフォートが、キム・ヘソンの復帰に伴って放出か？」と報道。「１年1700万ドル（約25億円）でドジャースと契約した外野手は、まったく期待に応えられていない。失敗の投資になる可能性がある」と続けた。

　さらに「3Aでキム・ヘソンは左翼手としてプレーしていた」とし、キム・ヘソンがコンフォートの代役になる可能性を示唆。「ローゼンタール記者の主張には説得力がある」と報じている。

　米メディアに加えて、地元LAメディアもコンフォートの成績に疑問を持っている。はたしてドジャースは、１年契約のコンフォートに対して決断を下すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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