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ドジャース球団史上8人目、パヘスが成し遂げた偉業とは?「最後に達成したのは19年のベリンジャーだ」地元メディアが注目「期待以上の働き」

THE DIGEST編集部

2025.09.01

2019年のベリンジャー以来となる好成績を残しているパヘス。(C)Getty Images

2019年のベリンジャー以来となる好成績を残しているパヘス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのアンディ・パヘスが、球団史上8人目の偉業を達成した。「パヘスがドジャースファンに気に入られるまで少し時間がかかったが、2025年のブレイクで、いまやエリートの仲間入りを果たした」と専門メディア『Dodgers Way』は伝えた。

 パヘスは133試合の出場で打率.275、23本塁打、77打点、OPS.780。中堅手のレギュラーポジションを確固たるものにした。そんなパヘスは残した数字が、ドジャース史に残る記録だったようだ。

「パヘスはまだ24歳。24歳以下でシーズン23本塁打以上、75打点以上、そして45長打以上を記録したのは、球団史上8人目。最後にこれを達成したのは19年のコディ・ベリンジャーだ」

 24歳以下でシーズン23本塁打以上、75打点以上、45長打以上を過去に達成したのは、パヘス、ベリンジャー(2017~22年にドジャースに在籍)のほか、マット・ケンプ(同2006~14、18年)、エイドリアン・ベルトレ(同1998~2004年)、ラウル・モンデシー(同93~99年)、マイク・ピアッツァ(同92~98年)、トミー・デービス(同59~66年)、デューク・スナイダー(同47~62年)。ベルトレ、ピアッツァ、スナイダーの3選手は殿堂入りしている。
 
「打者として成長しているパヘスは、コンスタントに30本以上の本塁打と、30以上の二塁打を打てる能力を身に付けている。打球速度こそ平均を大きく下回っているが、打球角度がいいため、安定したパワーを発揮できている」

 ドジャースの外野手では、マイケル・コンフォートがシーズンを通して大不振。パヘスの台頭によって攻撃力不足を補っている格好だ。

「日々のラインアップのなかで、パヘスは期待以上の働きを見せている。ドジャースファンはもっと評価してもいいくらいだ。24歳の年齢を考えれば、稀有な活躍を見せていると言えるだろう」

 現地8月31日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では4番に入り、4打数1安打、2打点と活躍。5対4の勝利に貢献している。メジャー2年目の24歳が今シーズン、どれほどの数字を残すのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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