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MLB

ナ・リーグのMVP論争は「そもそも議論にならない」 数字が示す大谷翔平の“圧倒的優位性” 米記者が指摘「接戦のはずがない」

THE DIGEST編集部

2025.09.03

ナ・リーグMVPレースの有力候補となっている大谷とシュワーバー。(C) Getty Images

ナ・リーグMVPレースの有力候補となっている大谷とシュワーバー。(C) Getty Images

 現地時間9月1日(日本時間2日)、ドジャース専門サイト『Dodger Blue』のジェフ・シュピーゲル記者は、自身が司会を担当するポッドキャスト番組「DodgerHeads」の中で、いよいよ終盤戦へと突入したナ・リーグMVP争いの行方に注目。米経済誌『Forbes』でシニアMLBライターを務めるアンソニー・ウィトラド記者と徹底的に語り合った。
 
 今季の最有力候補は、やはりロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平だ。投手としては、11先発で32回1/3を投げ、1勝1敗、防御率4.18とまだ完全復活に至っていないが、そのぶん打者としては、出場134試合で打率.276、45本塁打、85打点を記録。フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーを推す声も少なくないが、数字の面でも大谷の優位は揺るがないようだ。

 まず番組内でウィトラド記者は、「そもそも議論にならない」と一蹴。「先週この話題が持ち上がったのは、シュワーバーの1試合4本塁打がきっかけだ」「どの番組も議論や論争を煽るが、私が見たほとんど、いや、全てが『4本塁打はすごいけど、オオタニがMVPだ。もう議論をやめよう』という結論だった」とそれらの内容を振り返っている。

 また、この意見に賛同したシュピーゲル記者は、「議論を冷静かつ理性的に見れば、誰もが笑い、オオタニをMVPに挙げるだろう。接戦のはずがない」と主張し、いくつかの数字に注目。中でも米野球データサイト『FanGraphs』のfWAR(勝利貢献度)は、MVP選考で重要度が高い指標の一つだが、大谷が7.0でリーグ1位、シュワーバーが4.4で同13位となっており、その差は歴然だ。

 他には、WPA(チームの勝利確率をどれだけ増減させたかを示す指標)4.94、wRC+(得点創出力指数)165、OPS.986でリーグ1位の大谷に対し、シュワーバーがWPA2.69で同8位、wRC+156で同2位、OPS.948で同2位。本塁打(49)、打点(119)こそリーグトップだが、現時点でこのMVP争いは、二刀流スターの独走状態だと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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