９月４日、ヤクルトの村上宗隆がぎふしん長良川球場（岐阜市）で行なわれた巨人戦に４番・三塁でスタメン出場。初回の第１打席と４回の第３打席でホームランを放った。

　村上は初回２死三塁の場面で巨人の先発・又木鉄平と対戦。カウント１－２から142キロの直球を左翼スタンドへ運び、16号２ランをマーク。さらに、５対１と４点リードで迎えた４回１死満塁のチャンスでは、相手２番手・泉圭輔の２球目のスライダーを完璧に捉え、右翼スタンドへ17号の満塁本塁打を叩き込んだ。

　この満塁弾を放った打席の直前には雨脚が強まり、試合は７分間の雨天中断を余儀なくされたが、アクシデントにも動じず豪快な一撃を披露。スタンドは大歓声に包まれた。これで村上は16本塁打でリーグ３位だったDeNA・牧秀悟を抜き、単独３位に浮上した。
  　また村上は直近６試合で打率.500（20打数10安打）、７本塁打と絶好調だ。村上のグランドスラムにネット上でも、次のようにさまざまな反響が寄せられた。。

「化け物すぎる」
「すごいペースだ」
「ホント異次元すぎる」
「来年もヤクルトにいてくれ」
「怪我してなかったらどうなってたんや」

　なお、村上はこの日５打数３安打６打点３得点と大暴れ。試合は８回裏に再び雨が強まり、降雨コールドとなり12対１でヤクルトが勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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