現地９月６日、米誌『Sports Illustrated』はポストシーズン進出を目指すシカゴ・カブスに求められるポイントを分析。「カブスの打線がポストシーズン（PS）へ勝ち進むためにスター外野手たちの活躍を必要とする理由」と題した記事の中で、主力外野手のカイルタッカーやピート・クロウ＝アームストロング（PCA）らの復調が不可欠だと報じた。
カブスは今季81勝61敗で首位のミルウォーキー・ブルワーズと6.5ゲーム差をつけて中地区２位、ワイルドカード争いでは１位をキープしている。そのうえで、『Sports Illustrated』は「ここ数年ポストシーズンを逃してきたが、今季はよほどの波乱がない限りプレーオフ進出が確実視されている」と伝えた。
同誌は、前半戦に打率.265、25本塁打、OPS.846（出塁率.302、長打率.544）と急成長したクロウ＝アームストロングと打率.281、15本塁打という記録をマークしたタッカーについてこう評価した。
「（前半戦）好成績の大きな要因は、スター外野手の活躍だった」
一方で、オールスター以降の後半戦に打率.242、５本塁打という内容で失速気味のタッカーについて、「後半戦は不振に見舞われている」とつづり、同誌は「現在、ふくらはぎの怪我を抱えており、つい最近も手の負傷でプレーが制限されていた。彼は攻撃陣の起爆剤のような存在であり、彼の不振はチーム全体に波及している」と指摘した。
同誌は最後に「この打線にはリーグ屈指の潜在能力があるが、後半戦は期待外れだった」とつづった。カブスはポストシーズンを前に主力外野手たちの輝きを取り戻すことができるのか。今後の戦いにも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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同誌は、前半戦に打率.265、25本塁打、OPS.846（出塁率.302、長打率.544）と急成長したクロウ＝アームストロングと打率.281、15本塁打という記録をマークしたタッカーについてこう評価した。
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一方で、オールスター以降の後半戦に打率.242、５本塁打という内容で失速気味のタッカーについて、「後半戦は不振に見舞われている」とつづり、同誌は「現在、ふくらはぎの怪我を抱えており、つい最近も手の負傷でプレーが制限されていた。彼は攻撃陣の起爆剤のような存在であり、彼の不振はチーム全体に波及している」と指摘した。
同誌は最後に「この打線にはリーグ屈指の潜在能力があるが、後半戦は期待外れだった」とつづった。カブスはポストシーズンを前に主力外野手たちの輝きを取り戻すことができるのか。今後の戦いにも注目だ。
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