今オフのフリーエージェント市場で大きな注目を集めているのが、シカゴ・カブスの外野手カイル・タッカーだ。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は9月7日の記事で、タッカーの移籍先についてロサンゼルス・ドジャースが有力だと報じた。
「カブスのタッカーはオールスター以降、打率.242、5本塁打、17打点と不振が続いている。しかし、複数のMLB球団の幹部は、依然としてFA市場で最高額契約を結ぶだろうとみている。多くの球団幹部が移籍先として予想しているのは、外野手の補強が急務のドジャースだ」
今シーズンのドジャースは、左翼手マイケル・コンフォート、中堅手アンディ・パヘス、右翼手テオスカー・ヘルナンデスが基本布陣。しかし、コンフォートの打率はいまだ2割台に届かず、シーズンを通してブレーキになっている。1年1700万ドル(約25億円)の契約ということもあり、今オフの外野手の入れ替えが既定路線と見られている状況だ。
米メディア『FanSided』もナイチンゲール記者が伝えたタッカーのドジャース行きに言及。「カブスと再契約するのか、より恵まれた環境を求めるのかは、まだ分からない。カブスはタッカーを獲得するためにオールスター選手のアイザック・パレデスやトッププロスペクトのキャム・スミスら多くの財産を手放した。なのに1年でタッカーを逃すようなら、ジェド・ホイヤー編成総責任者とオーナー人の大きな失敗と言えるだろう」と記載し、次のように続けた。
「もしタッカーがドジャースと契約するようなら、他の29球団のファンにとって悪夢となるだろう。タッカーがフィラデルフィアに移籍するのなら別に構わない。しかし、すでに大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスといった有名選手が揃ったドジャースのラインアップにタッカーが加わるのは不公平に思える。ロサンゼルスは基本的に無限の資金を持っているため、タッカーの争奪戦に参加するのは当然だ。シカゴは、他球団への移籍を思いとどまらせるほどの強力なオファーを提示するしかない」
2024年シーズンに大谷をはじめ、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスらと契約し、25年シーズンにはブレイク・スネル、佐々木朗希らが加入。そしてドジャースは26年シーズンに向けて、どんな大物と契約するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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【記事】低調ドジャースが"大型補強"へ!「大きな戦力になる」地元メディア期待「チームにとっていかに重要か痛感した」
「カブスのタッカーはオールスター以降、打率.242、5本塁打、17打点と不振が続いている。しかし、複数のMLB球団の幹部は、依然としてFA市場で最高額契約を結ぶだろうとみている。多くの球団幹部が移籍先として予想しているのは、外野手の補強が急務のドジャースだ」
今シーズンのドジャースは、左翼手マイケル・コンフォート、中堅手アンディ・パヘス、右翼手テオスカー・ヘルナンデスが基本布陣。しかし、コンフォートの打率はいまだ2割台に届かず、シーズンを通してブレーキになっている。1年1700万ドル(約25億円)の契約ということもあり、今オフの外野手の入れ替えが既定路線と見られている状況だ。
米メディア『FanSided』もナイチンゲール記者が伝えたタッカーのドジャース行きに言及。「カブスと再契約するのか、より恵まれた環境を求めるのかは、まだ分からない。カブスはタッカーを獲得するためにオールスター選手のアイザック・パレデスやトッププロスペクトのキャム・スミスら多くの財産を手放した。なのに1年でタッカーを逃すようなら、ジェド・ホイヤー編成総責任者とオーナー人の大きな失敗と言えるだろう」と記載し、次のように続けた。
「もしタッカーがドジャースと契約するようなら、他の29球団のファンにとって悪夢となるだろう。タッカーがフィラデルフィアに移籍するのなら別に構わない。しかし、すでに大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスといった有名選手が揃ったドジャースのラインアップにタッカーが加わるのは不公平に思える。ロサンゼルスは基本的に無限の資金を持っているため、タッカーの争奪戦に参加するのは当然だ。シカゴは、他球団への移籍を思いとどまらせるほどの強力なオファーを提示するしかない」
2024年シーズンに大谷をはじめ、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスらと契約し、25年シーズンにはブレイク・スネル、佐々木朗希らが加入。そしてドジャースは26年シーズンに向けて、どんな大物と契約するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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