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MLB

「失態で球団の歴史に名を残した」リリーフ陣崩壊のヤンキース、2戦連続9失点は“史上初”の記録に「苦戦を強いられている」

THE DIGEST編集部

2025.09.12

今夏ヤンキースに移籍し、好投を続けるベドナーだが、救援陣は総じて不調。終盤戦へ改善が求められている。(C) Getty Images

今夏ヤンキースに移籍し、好投を続けるベドナーだが、救援陣は総じて不調。終盤戦へ改善が求められている。(C) Getty Images

 現地9月10日、本拠地ヤンキー・スタジアムでニューヨーク・ヤンキースがデトロイト・タイガースと対戦した。

 ヤンキースは序盤から得点が奪えない展開が続くと迎えた5回表、先発カルロス・ロドンが捕まって2死満塁のピンチを迎える。するとタイガースの2番グレイバー・トーレスにタイムリーヒットを許し2点を失う。
 
 ロドンは6回2失点で降板し、中継ぎリレーへと入ったヤンキースだったが、ここから守備が崩壊。7回に1点を奪われると、8回にはまさかの一挙5失点。9回にも3点を奪われて1-11と大敗を喫した。

 前日に行なわれたタイガース戦でも7回に9失点を喫するなどリリーフ陣が踏ん張れずに逆転負けを許したヤンキース。米メディア『YARD BARKER』は「(前日に先発した)ウィル・ウォーレンとカルロス・ロドンは、それぞれ火曜日と水曜日のタイガース戦で6回を投げ、2失点に抑えた。しかし、ブルペンは両試合で崩れて、苦戦が続いている」と現状を振り返る。

 さらに米データサイト『stathead』のケイティ・シャープ氏の投稿を引用しつつ、「彼らのブルペンは、その失態で球団の歴史に名を残した」として不本意な記録を紹介。ヤンキースが1903年の創立以来、ブルペンが2試合連続で9点以上を許したのは、史上初めてだと伝えた。さらにシャープ氏によれば、「8月1日以降のブルペンの防御率5.57は、その期間の野球界で3番目に悪い数値」ということだ。

 まさかの崩壊をみせたヤンキースのリリーフ陣に関しては『YARD BARKER』も「苦戦を強いられている」と指摘。「プレーオフ前に改善が必要だ」として、シーズン途中に獲得した2選手に関しても次のように評している。

「ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはトレード期限にドバルとデビッド・ベドナーを獲得し、ブルペンを強化したが、それだけでは十分ではなかった。ベドナーはチームで14試合に登板して防御率2.70を記録しているものの、コンスタントに好投している数少ないリリーフ投手の一人だ。

 一方でウィーバーは8月に防御率1.23を記録したが、9月3日に今季4度目のセーブを失敗し、それ以降は1イニングも投げていない。また、この右腕投手は7月も防御率7.15と、4月の0.00からは大きく落ち込んでいる」

 悪い意味で史上初の記録を樹立してしまったヤンキースのリリーフ陣。11日の試合も9-3で勝利したものの、救援のライアン・ヤーブローが被本塁打1を含む3回3安打2失点、2四球と不安定な姿を見せた。ヤンキースはブルペンの課題をより深刻化する前に克服できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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