ロサンゼルス・ドジャースは現地９月12日（日本時間13日）、敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦。延長10回の末にパトリック・ベイリーのサヨナラ満塁本塁打で、ジャイアンツが５対１で勝利を収めたが、直前のイ・ジョンフの打席で“誤審”が疑われる判定が大きな話題となっている。

　１-１で迎えた延長10回。ドジャースは１番・大谷翔平からの攻撃を生かせず無得点に終わると、その裏のジャイアンツは１死三塁で６番のイ・ジョンフが打席に立つ。ドジャース３番手のタナー・スコットがフルカウントから投じた変化球は、バットにかすって捕手のミットにそのまま収まったかに見えたが、三塁塁審はファウルの判定。結局、イ・ジョンフは四球で出塁し、さらに申告敬遠で満塁となって、続くベイリーにサヨナラのグランドスラムを浴びる結果を招いた。
　収まらないのはドジャースファンだろう。中継のスローVTRでも、イ・ジョンフのバットにかすったボールがそのままキャッチャーのベン・ロートベットのミットに収まるシーンが流された。それだけに、ファンからは怒りの声が次々と上がっている。

「大誤審されたらそら負けるよ」
「どう見ても三振やんけ！」
「審判まじふざけんなよ 三振取れてたのに」
「あれは、三振だよ。ボール地面についてない！」
「思い切り三振やろ！スコットのメンタルが心配」
「今日はタナスコ責められない」
「酷い誤審 三振じゃん！」

　ナ・リーグ西地区は、２位のサンディエゴ・パドレスも敗れたため首位ドジャースとのゲーム差2.5は変わらず。３位のジャイアンツが２位パドレスに4.5ゲーム差と詰め寄っている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像＆動画】イ・ジョンフは三振…ならず→劇的グランドスラムでドジャースはサヨナラ負け