現地９月16日、米スポーツメディア『ClutchPoints』は、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希ついて、負傷により今季の大半を棒に振っているものの、ポストシーズンのメンバー入りに関しては「まだ議論の対象」と報じた。

　しかし、実際にロースター入りを果たす可能性は高くない。同メディアは、スポーツメディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者の記事を引用し、「23歳の佐々木がポストシーズン・ロースター入りするのは依然として望み薄だ。ただし、少なくとも議論の対象にはなっている」と伝えている。
  　ドジャースの先発陣は大谷翔平、山本由伸、ブレイク・スネルらが名を連ねており、佐々木の起用枠は限られている。ローゼンタール記者は「ドジャースは佐々木のリハビリ登板を30日以上延長した。ロバーツ監督は、右肩の故障に加え、“ふくらはぎのちょっとした問題”があると説明した」とし、状況は依然として不透明だと報じた。

　さらに、ブルペンでの起用も現実的ではない。ロバーツ監督は記者団に対し「リリーフとして登板するのは通常と違う起用法であり、経験の浅い佐々木にとっては大きな負担と適応が求められる」と話し、ロースター枠を用意する難しさを示唆した。

　怪我に苦しむ佐々木だが、依然としてチーム内での評価は高い。ポストシーズンでの起用が検討されている状況は、彼の潜在能力と期待の大きさなのだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】メッツがHR４発で圧倒！ パドレス敗れ、ドジャースの優勝マジックが「９」に ゲーム差は試合終了時で「2.5」に拡大

【記事】「ロバーツは何がしたいんだ！」ドジャースの“シュワーバー対策”失敗に非難轟々！ NHK解説者もチクリ「返す返すも、なぜ…」

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も