ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間9月14日に行なわれた、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に2-11で敗れ、今季のポストシーズン進出の可能性が完全に消滅。翌15日には、米国内メディア『CLUTCHPOINTS』が「エンジェルス、MLB最長のプレーオフ不出場記録を更新」と銘打ったトピックを配信した。エンジェルスが最後にポストシーズンに進出したのは2014年。今季も含め、11年間にわたり秋の戦いへの出場権を逃し続けている現状に、同メディアは厳しい指摘を並べている。
記事では、チームの主砲であるマイク・トラウトの境遇を悲嘆し、「依然として優れた選手であることには変わりないものの、かつての輝きは影を潜めている。過去16年間、トラウトを擁してきたエンジェルスが得られたものは、わずか1回のプレーオフ出場と、2014年のアメリカンリーグ地区シリーズでカンザスシティ・ロイヤルズにスイープされた後の『ゼロ勝』のみである」などと訴える。
さらに、球団上層部への意見として、「エンジェルスのフロントオフィス、とりわけオーナー陣の経営判断や資金配分の疑問点など、誤った管理が多すぎる。トップが変わらない限り、近いうちでのプレーオフ不出場を解消する可能性は低いだろう」と主張。続けて、「特にヒューストン・アストロズ、マリナーズ、テキサス・レンジャーズが組織レベルで大きく先行しており、もはやトラウトの卓越した成績で戦力不足は補えない」として、来季以降の浮上も困難と見込んでいる。
また、今季の戦いぶりを振り返りながら、最も解決しなければならない問題点にも言及。「エンジェルスは現状、ア・リーグで最も多く失点しており、その数は770。MLB全体でも3番目に多く、ワシントン・ナショナルズとコロラド・ロッキーズよりわずかにマシな程度である」とチームスタッツに苦言を並べている。
そのうえで、先発陣の菊池雄星、ホセ・ソリアーノに対しては、「頼れる戦力も存在する」と評価する一方で、「しかし、プレーオフ不出場を解消するには、チーム全体での投手陣の大規模な刷新が必要である」と強調している。
今季、エンジェルスは開幕から好スタートを切り、球界を沸かせた時期もあったものの、やはり下位に沈んだまま戦いを終えようとしている。そして間もなく迎えるシーズンオフは、これまで以上に多くの課題と向き合うこととなりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、球団上層部への意見として、「エンジェルスのフロントオフィス、とりわけオーナー陣の経営判断や資金配分の疑問点など、誤った管理が多すぎる。トップが変わらない限り、近いうちでのプレーオフ不出場を解消する可能性は低いだろう」と主張。続けて、「特にヒューストン・アストロズ、マリナーズ、テキサス・レンジャーズが組織レベルで大きく先行しており、もはやトラウトの卓越した成績で戦力不足は補えない」として、来季以降の浮上も困難と見込んでいる。
また、今季の戦いぶりを振り返りながら、最も解決しなければならない問題点にも言及。「エンジェルスは現状、ア・リーグで最も多く失点しており、その数は770。MLB全体でも3番目に多く、ワシントン・ナショナルズとコロラド・ロッキーズよりわずかにマシな程度である」とチームスタッツに苦言を並べている。
そのうえで、先発陣の菊池雄星、ホセ・ソリアーノに対しては、「頼れる戦力も存在する」と評価する一方で、「しかし、プレーオフ不出場を解消するには、チーム全体での投手陣の大規模な刷新が必要である」と強調している。
今季、エンジェルスは開幕から好スタートを切り、球界を沸かせた時期もあったものの、やはり下位に沈んだまま戦いを終えようとしている。そして間もなく迎えるシーズンオフは、これまで以上に多くの課題と向き合うこととなりそうだ。
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