ロサンゼルス・ドジャースは現地９月17日、フィラデルフィア・フィリーズに５対０で勝利。カード３連戦を１勝２敗で終えた。ナ・リーグ西地区２位のサンディエゴ・パドレスがこの日勝利したためパドレスとのゲーム差は「２」のまま、地区優勝マジックは「８」に減った。

　一方のドジャース打線もフィリーズ先発ヘスス・ルサンド投手を相手に２回、先頭打者フレディ・フリーマンがソロホームランで先制点を挙げると、ミゲル・ロハス、アンディ・パヘスの連打で１死一、三塁とチャンスを作り、ベン・ロートベットのタイムリーヒットで追加点を奪った。

　さらに４回、四球で塁に出たパヘスが盗塁を成功させ、さらにエラーで三塁まで進むと、キケ・ヘルナンデスが適時打を放って３対０とリードを拡大させる。
  　ドジャース先発ブレイク・スネル投手は７回112球を投げて、２安打無失点。７回には２四球を与えて得点圏に走者を置く展開にデーブ・ロバーツ監督から交代を打診されるも、続投を志願。空振り三振で切り抜けてマウンドを降りた。計12奪三振で強力フィリーズ打線に流れを作らせなかった。

　５回以降は両軍にヒットが出ないなか、勝負を決めたのはやはりスーパースターだった。８回に先頭打者として打席に立った大谷は６球目、甘く入ったスライダーを見逃さずセンター方向へのホームランを放った。

　さらにテオスカー・ヘルナンデスの四球、フリーマンのヒットで１死一、三塁とすると、トミー・エドマンの犠牲フライで５対０に。投げては８回以降に登板したリリーフ陣、アレックス・ベシアとタナー・スコットが無安打に抑え、ナ・リーグ東地区覇者との３戦目を制した。

構成●THE DIGEST編集部

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