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MVP受賞は「ほぼ確実だ」MLB公式の模擬投票で大谷翔平がシュワーバーを圧倒「余裕のアドバンテージを持ち続けている」

THE DIGEST編集部

2025.09.24

投打二刀流で圧巻の活躍を見せる大谷。圧倒的なMVP有力候補だ。(C) Getty Images

投打二刀流で圧巻の活躍を見せる大谷。圧倒的なMVP有力候補だ。(C) Getty Images

 現地時間9月22日(日本時間23日)、MLB公式サイトで今季最後のMVP模擬投票が行なわれ、同サイトの専門家40名が各リーグMVP候補を順位付け。1位の選手に5ポイント、2位に4ポイント…と集計していった結果、ナ・リーグは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が再び1位となり、「余裕のアドバンテージを持ち続けている」と優位性が指摘された。
 
 まず打者としては、出場153試合で打率.283(リーグ9位)、53本塁打(同1位タイ)、99打点(同5位)、141得点(同1位)、19盗塁(同18位タイ)、OPS1.015(同1位)と驚異的な打棒を披露している大谷。6月から復帰した投手としても、13先発で41イニングを投げ、1勝1敗、防御率3.29、54奪三振とその勢いは止まらない。

 今回の記事内でブライアン・マーフィー記者は、FIP(被本塁打、与四死球、奪三振のみで投手能力を評価する指標)2.12に注目し、「少なくとも40イニングを投げた投手の中で3番目に優れている数字だ」と紹介。「直近13回2/3でわずか自責点1しか許していない。被バレル率も3.9%と非常に低い」などと復帰後の投手成績を高く評価している。

 一方、打撃成績に関しては、得点や本塁打、OPSだけでなく、wRC+(得点創出能力を表す指標)172でもリーグトップに君臨しており、「打撃だけに焦点を当てたとしても、彼のMVP受賞は揺るぎないだろう」と絶賛。「投手の活躍も含めれば、(3年連続)4度目のMVP受賞がほぼ確実だ」とその存在感が強調されていた。

 なお、今回発表されているMVP模擬投票の結果は、以下の通りだ。

■ア・リーグ 
1位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース、1位票21) 
2位 カル・ローリー(マリナーズ、1位票19) 
3位 ホセ・ラミレス(ガーディアンズ) 
4位 ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) 
5位 ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ) 

■ナ・リーグ 
1位 大谷翔平(ドジャース、1位票36) 
2位 カイル・シュワーバー(フィリーズ、1位票4) 
3位 フアン・ソト(メッツ) 
4位 ヘラルド・ペルドモ(ダイヤモンドバックス) 
5位 ポール・スキーンズ(パイレーツ)

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平のリーグトップに並ぶ53号アーチ
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