ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地９月23日、敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャー通算100登板となる今季14度目の先発登板。６回91球を投げて５安打無失点、８奪三振の好投をみせた。

　大谷は初回、簡単に２人を打ち取り、３番の強打者コービン・キャロルには追い込んでからの緩いカーブで見逃し三振。ここから４回まで毎回の８奪三振と圧巻のピッチングを見せた。 　しかし、大谷は５回に１本、６回に２本のヒットを許す。５回は投併殺打とし、６回は最後の打者をセンターライナーで打ち取り、ゼロに抑えた。ただし、マウンドを降りる際に、大谷は首をひねり、納得していないような表情を見せ、Abemaの野球中継で解説を担当した長谷川滋利氏も、「本人の中では捉えられた当たりなんでしょうね。本当にいい打者だったら捉えていると思います」と指摘した。

　この日は、今季最多91球を投げた大谷。ポストシーズンでの登板も予定されており、長谷川氏も「ただあまり自分に厳しくしてもね。（二刀流の疲れは）ちょっとずつ溜まっていくもの。プレーオフに向けてちょっと心配」と懸念を示した。

　大谷は打撃では２打席凡退の後、６回の第３打席で四球を選び出塁。テオスカー・ヘルナンデスの三塁打で生還した。試合は７回途中でドジャースが４対１とリードしている。

構成●THE DIEGST編集部

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