ロサンゼルス・ドジャースは現地9月24日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、先発投手の佐々木朗希とクレイトン・カーショウの2投手をリリーフとして起用。中継ぎ陣が苦しむなか、佐々木が2番手、カーショウは5番手として無安打無失点に抑え、延長11回に5対4で競り勝った。
このサプライズ采配を受け、ドジャースを日頃から追っているブレイク・ハリス記者はXで「10月のドジャースブルペン陣」と題して「佐々木朗希、クレイトン・カーショウ、エメット・シーハン、ジャスティン・ロブレスキー」と先発投手を中心にピックアップ。ブルペン陣の不振ぶりを示唆しつつ、「これで行こう」と現実的な打開策として提案した。
ドジャースは昨オフ、オールスター&クローザー経験のあるタナー・スコットとカービー・イェーツを獲得。現存戦力とともに球界屈指のブルペンを形成し、25年シーズンに臨んだものの怪我人が多発。特にシーズン中盤は満足に駒が揃わない時期が続いた。
ただし戦力が戻れば、という話でもなく、怪我人が戻った終盤戦でも、2番手以降の投手が先発陣の勝ち星を消す場面が度々見られている。米データ分析サイト『Fangraphs』によると、ドジャースのリリーフ陣は防御率4.34(MLBワースト9位)、セーブ失敗25回(同8位タイ)を記録。特に9月に入ってからは防御率5.67(同5位)、セーブ失敗5回(同4位タイ)と顕著な数字であり、ポストシーズンへ向けて不安が残るデータが並んでいる。
昨季は先発投手陣の駒不足をブルペンデーによる采配で補い、20年以来8度目のワールドシリーズ制覇にたどり着いた。連覇へ向け、今季もデーブ・ロバーツ監督の手腕が試されている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】“令和の怪物”がリリーフとして復活!最速160キロで2奪三振含む3者凡退に仕留める!
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ドジャースは昨オフ、オールスター&クローザー経験のあるタナー・スコットとカービー・イェーツを獲得。現存戦力とともに球界屈指のブルペンを形成し、25年シーズンに臨んだものの怪我人が多発。特にシーズン中盤は満足に駒が揃わない時期が続いた。
ただし戦力が戻れば、という話でもなく、怪我人が戻った終盤戦でも、2番手以降の投手が先発陣の勝ち星を消す場面が度々見られている。米データ分析サイト『Fangraphs』によると、ドジャースのリリーフ陣は防御率4.34(MLBワースト9位)、セーブ失敗25回(同8位タイ)を記録。特に9月に入ってからは防御率5.67(同5位)、セーブ失敗5回(同4位タイ)と顕著な数字であり、ポストシーズンへ向けて不安が残るデータが並んでいる。
昨季は先発投手陣の駒不足をブルペンデーによる采配で補い、20年以来8度目のワールドシリーズ制覇にたどり着いた。連覇へ向け、今季もデーブ・ロバーツ監督の手腕が試されている。
構成●THE DIGEST編集部
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