キャリア最多を更新だ。

　現地９月28日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が敵地でのシアトル・マリナーズ戦に１番・指名打者で先発出場し、自己最多を更新する55号ソロホームランを放った。これでリーグトップを走るカイル・シュワーバー（フィラデルフィア・フィリーズ）に１本差に迫った。

　第１打席を右二塁打、第２打席を右安打とした３度目の打席だ。４点リードの７回、大谷は３球目の直球を振り抜くと、センター方向に高々と舞い上がった打球はスタンドに吸い込まれた。

　大谷の豪快なソロ弾に敵地ファンは騒然。シーズン55本は自己最多かつ球団最多記録までも更新する記念すべき一発となった。
  　MLB公式サイトも大谷のホームランを即SNSにアップ。「ニューキャリアハイ！」と記し、興奮を隠せなかった。球団公式Xも「ショウヘイ・オオタニがシーズン55本塁打で球団新記録を樹立！」と、歴史を塗り替えた背番号17を称えた。

　もし大谷がこの試合で２発放ち、シュワーバーが不発に終われば、56本塁打で並び３年連続のリーグ本塁打王となる。

構成●THE DIGEST編集部

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