早くも“MVP当確”の呼び声だ。
現地9月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのシアトル・マリナーズ戦に1番・指名打者で先発出場。レギュラーシーズン最終戦で55号を含む3安打1打点の大暴れで終えた。3年連続リーグ本塁打王は逃したが、今季も圧倒的な成績に米記者から「MVP確定」の声が続々と上がっている。
大谷は第1打席に右翼線二塁打。連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席は打球速度103.6マイル(約166.7キロ)の痛烈ライナーで右前打とし、早くもマルチヒットをマークした。
第3打席は三振だった大谷。しかし4点リードした7回に待望の瞬間が訪れた。大谷は相手左腕の直球を振り抜くと、センター方向に高々と舞い上がった打球はバックスクリーンに吸い込まれた。
確信歩きの55号弾に敵地は騒然。昨シーズン自身が打ち立てた54本塁打を超えるキャリアハイを叩き、ドジャースの球団記録も更新する会心の一発だった。
もう一発打てばカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)に並んだが、9回の第5打席は空振り三振に倒れ、3年連続のリーグ本塁打王とはならず。惜しくも1本差届かなかった。
打撃タイトルは逃したが、投打で驚異的な成績を残した大谷にLA記者からは賛辞が届いている。専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は大谷の25年シーズンのスタッツを列挙。「打撃=打率.282、出塁率.392、長打率.622、55本塁打、102打点、20盗塁、25二塁打、9三塁打、146得点、OPS1.014。投手=47イニング、防御率2.87、62奪三振、被打率.227」と記したうえで、「史上最高のシーズンのひとつであり、彼の4度目のMVP受賞で終わるだろう」と断言した。
同じく米紙『USA Today』の重鎮記者ボブ・ナイチンゲール氏は冒頭に「ナショナル・リーグMVP」と書き出し、大谷の55号本塁打とドジャースの球団記録を塗り替えたことを伝えた。
二刀流復帰シーズンで及第点以上の高いスタッツを残した大谷。10月からは自身初となるポストシーズンでの登板も期待される。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
現地9月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのシアトル・マリナーズ戦に1番・指名打者で先発出場。レギュラーシーズン最終戦で55号を含む3安打1打点の大暴れで終えた。3年連続リーグ本塁打王は逃したが、今季も圧倒的な成績に米記者から「MVP確定」の声が続々と上がっている。
大谷は第1打席に右翼線二塁打。連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席は打球速度103.6マイル(約166.7キロ)の痛烈ライナーで右前打とし、早くもマルチヒットをマークした。
第3打席は三振だった大谷。しかし4点リードした7回に待望の瞬間が訪れた。大谷は相手左腕の直球を振り抜くと、センター方向に高々と舞い上がった打球はバックスクリーンに吸い込まれた。
確信歩きの55号弾に敵地は騒然。昨シーズン自身が打ち立てた54本塁打を超えるキャリアハイを叩き、ドジャースの球団記録も更新する会心の一発だった。
もう一発打てばカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)に並んだが、9回の第5打席は空振り三振に倒れ、3年連続のリーグ本塁打王とはならず。惜しくも1本差届かなかった。
打撃タイトルは逃したが、投打で驚異的な成績を残した大谷にLA記者からは賛辞が届いている。専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は大谷の25年シーズンのスタッツを列挙。「打撃=打率.282、出塁率.392、長打率.622、55本塁打、102打点、20盗塁、25二塁打、9三塁打、146得点、OPS1.014。投手=47イニング、防御率2.87、62奪三振、被打率.227」と記したうえで、「史上最高のシーズンのひとつであり、彼の4度目のMVP受賞で終わるだろう」と断言した。
同じく米紙『USA Today』の重鎮記者ボブ・ナイチンゲール氏は冒頭に「ナショナル・リーグMVP」と書き出し、大谷の55号本塁打とドジャースの球団記録を塗り替えたことを伝えた。
二刀流復帰シーズンで及第点以上の高いスタッツを残した大谷。10月からは自身初となるポストシーズンでの登板も期待される。
構成●THE DIGEST編集部
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