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「史上最高シーズン」大谷翔平の異次元すぎる投打スタッツにLA記者激賞「オオタニの4度目のMVP受賞で終わる」

THE DIGEST編集部

2025.09.29

レギュラーシーズンが終了。大谷の投打成績が確定した。(C) Getty Images

レギュラーシーズンが終了。大谷の投打成績が確定した。(C) Getty Images

 早くも“MVP当確”の呼び声だ。

 現地9月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのシアトル・マリナーズ戦に1番・指名打者で先発出場。レギュラーシーズン最終戦で55号を含む3安打1打点の大暴れで終えた。3年連続リーグ本塁打王は逃したが、今季も圧倒的な成績に米記者から「MVP確定」の声が続々と上がっている。

 大谷は第1打席に右翼線二塁打。連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席は打球速度103.6マイル(約166.7キロ)の痛烈ライナーで右前打とし、早くもマルチヒットをマークした。

 第3打席は三振だった大谷。しかし4点リードした7回に待望の瞬間が訪れた。大谷は相手左腕の直球を振り抜くと、センター方向に高々と舞い上がった打球はバックスクリーンに吸い込まれた。

 確信歩きの55号弾に敵地は騒然。昨シーズン自身が打ち立てた54本塁打を超えるキャリアハイを叩き、ドジャースの球団記録も更新する会心の一発だった。

 もう一発打てばカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)に並んだが、9回の第5打席は空振り三振に倒れ、3年連続のリーグ本塁打王とはならず。惜しくも1本差届かなかった。
 
 打撃タイトルは逃したが、投打で驚異的な成績を残した大谷にLA記者からは賛辞が届いている。専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は大谷の25年シーズンのスタッツを列挙。「打撃=打率.282、出塁率.392、長打率.622、55本塁打、102打点、20盗塁、25二塁打、9三塁打、146得点、OPS1.014。投手=47イニング、防御率2.87、62奪三振、被打率.227」と記したうえで、「史上最高のシーズンのひとつであり、彼の4度目のMVP受賞で終わるだろう」と断言した。

 同じく米紙『USA Today』の重鎮記者ボブ・ナイチンゲール氏は冒頭に「ナショナル・リーグMVP」と書き出し、大谷の55号本塁打とドジャースの球団記録を塗り替えたことを伝えた。

 二刀流復帰シーズンで及第点以上の高いスタッツを残した大谷。10月からは自身初となるポストシーズンでの登板も期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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