ロサンゼルス・ドジャースは現地９月28日（日本時間29日）、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に６対１で勝ち５連勝を飾った。１番・指名打者で先発出場した大谷翔平は５打数３安打の猛打賞、７回の第４打席にはメジャー自己最多となる55号ソロホームランを放ち、現地のアナリストからは感動のコメントが寄せられている。

　４点リードの７回、大谷は相手左腕ゲーブ・スパイアーの直球を振り抜くと、打球はバックスクリーン方向に高々と舞い上がった。打球速度176.2キロ、飛距離は約125.5メートルを計測した特大弾がスタンドに飛び込んだ。
　今季レギュラーシーズン最終戦で飛び出した球団記録と自己最高を更新する55号ホームランに、米メディア『FOX Sports』のMLBアナリストで、大谷翔平をこよなく愛するベン・バーランダー氏は、自身のXで「何年もの間、私は大谷翔平を史上最高の選手と呼んできた。今、ますます多くの人々がその事実に気づき始めている。最初に私を批判していた人々でさえもだ」と綴り、MLBデビュー当初から異次元のプレーヤーとして認めてきた自身の認識が、広く受け入れられてきたことに言及したうえで、「なんという素晴らしいシーズンだ。私たちは信じられないような瞬間を生きてる。こんな選手を目撃できるなんて…」と、感無量の想いを吐露した。

　この日勝利を収めたドジャースは現地９月30日（日本時間１日）からのワイルドカードシリーズでシンシナティ・レッズと対戦することが決定。ポストシーズンでも大谷の投打にわたる活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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