専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「まさに無敵」「最も信頼しているリリーフ」佐々木朗希はド軍ブルペン陣の“救世主” 米記者から賛辞止まず「クローザーを務めるべき」

THE DIGEST編集部

2025.10.02

試合を見事に締めて地区シリーズ進出を決めた佐々木。(C)Getty Images

試合を見事に締めて地区シリーズ進出を決めた佐々木。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月1日、ワイルドカードシリーズ第2戦シンシナティ・レッズに8-4で勝利。フィラデルフィア・フィリーズの待つ地区シリーズへの進出を決めた。

 この試合、ドジャースは山本由伸が先発登板。初回に右翼手の失策から2点を失ったものの、その後は5回まで12者連続凡退に抑える好ピッチング。3-2で迎えた6回には無死満塁と一打逆転のピンチを招くも、2つの空振り三振を含む三者凡退でゼロに切り抜けた。

 初戦に続いて先発が好投、打線が大量得点を挙げるなかで課題とされていたリリーフ陣が苦しんだ。7回2死一、二塁で山本からマウンドを引き継いだブレイク・トライネンは遊ゴロで乗り切ったものの、8回から登板した3番手のエメット・シーハンは左翼手の後逸、四球から適時打を浴びる。なおも四球で満塁に広げると、犠牲フライで8-4と点差を縮めてしまう。そのあと1死一、二塁で登板したアレックス・ベシアは四球で再び満塁にするも、なんとか2つの三振を奪いしのいだ。
 
 そんななか、4点リードの9回にマウンドに上がったのは佐々木朗希だった。日本が誇る怪物右腕は、最速163キロのストレートで2者連続空振り三振を奪いレッズを追いつめると、最後は遊直でチームのシリーズ突破を決めた。

 ブルペン陣に不安を抱えるなか、クローザー起用を完璧にこなす快投を披露した佐々木に、現地記者から絶賛の声が相次いだ。米スポーツ専門メディア『The Athletic』のドジャース番記者ファビアン・アルダヤ氏はシーハン降板時に、「このブルペンはいつもハラハラさせる」と苦言を呈しながらも、佐々木が試合を締めくくると、「ササキが圧倒的な投球を見せた。彼がドジャースのブルペン陣の解決策の一部となる手助けができれば、素晴らしい進展となるだろう」とコメント。佐々木のクローザー起用に合格点を与えた。

 さらにドジャースを日頃から追っているブレイク・ハリス記者は「ブルペンは不安定だったけど、ロウキはめっちゃ頼もしかった」「ロウキ・ササキは今、私が最も信頼しているリリーフ投手だし、今後はクローザーを務めるべきだ」「復帰以来、彼はまさに無敵の選手に見えた」と自身のXに怒とうの連続投稿。右腕の圧巻ピッチに賛辞を惜しまなかった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】佐々木朗希、圧巻2者連続空振り三振でポストシーズンデビュー飾る!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    9月10日(水)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月2日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月20日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    9月25日(木)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)