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「ドジャースが窮地に陥る可能性がある」地区シリーズの命運を決める“Xファクター”を米メディア選出 WCSでは復活の兆しも

THE DIGEST編集部

2025.10.03

地区シリーズでも好調を維持できるかに注目が集まるトライネン。(C)Getty Images

地区シリーズでも好調を維持できるかに注目が集まるトライネン。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地9月30日と10月1日、シンシナティ・レッズとのワイルドカード・シリーズ(WCS)2戦にそれぞれ10対5、8対4で勝利。圧倒的な戦力で若さと勢いを退け、連覇へのファーストステップをクリアした。

 WCSでドジャースは、ブレイク・スネル、山本由伸の両先発投手がクオリティスタートをマークしたほか、打線も2戦で計28安打18得点と絶好調。中盤までに大きなリードを築いた一方で、ブルペン陣が計4回1/3で5失点、7四球、被安打5と苦戦し、良くも悪くもレギュラーシーズン(RS)と同じ試合展開となった。

 そんななか、RSの成績に反して好パフォーマンスを披露したのが、救援投手のブレイク・トライネンだ。今季は右腕の負傷の影響などもあり、RSの32登板で防御率5.40、被打率.280、2勝7敗と低迷。特にK/BB(1四球あたりの奪三振数)は1.89とキャリアワースト2番目の数字だった。

 しかしポストシーズン(PS)はここまで2戦で1回1/3を投げて無失点、被安打1と好投している。制球に関してもストライク先行の展開が多く、無四死球で2奪三振と以前のような投球内容で、復活の兆しを見せていた。
 
 米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』は、次戦フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズで“Xファクター”となる選手としてトライネンを選出。その理由を以下のように説明している。

「(デーブ・)ロバーツ監督は重要な場面でトライネンにプレッシャーをかけるだろう。彼(トライネン)がその期待に応えられれば、ブルペンには(エメット・)シーハン、佐々木(朗希)、クレイトン・カーショウ、タイラー・グラスノーといった選手が揃っているため、良い流れを維持できるだろう。しかし、もし彼(トライネン)が苦戦すれば、ドジャースが窮地に陥る可能性がある」

 昨季PSでは9試合に登板し、12回1/3で15奪三振、防御率2.19の力投を披露。2勝0敗、3セーブ、2ホールドでチームの世界一に大きく貢献した。ベテラン右腕は、連覇への大一番で昨季の再現を果たせるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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