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PCAが鈴木誠也に示した“リスペクト” 「ともに外野を守れて本当に嬉しい」「全てといって良い存在だ」 シャンパン&ハグで健闘称えあう

THE DIGEST編集部

2025.10.03

鈴木(右)の貢献に賛辞を送ったPCA(左)。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスは現地10月2日、サンディエゴ・パドレスとのワイルドカード・シリーズ第3戦に3対1で勝利。2017年以来8年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。

 ロースコアとなった今回の試合、先制したのはカブスだった。2回、パドレス先発ダルビッシュ有からカイル・タッカーがヒットで出塁すると、続く鈴木誠也がレフトへのツーベースヒットで無死二、三塁と絶好のチャンスを演出。カーソン・ケリーの死球で満塁となったところで、ピート・クロウ=アームストロング(PCA)がセンター前へのタイムリーヒットを放った。

 PCAがチームに貴重な先制点をもたらした直後には、ダンズビー・スワンソンが7球粘り押し出し四球で鈴木が生還。この得点が最終的に決勝点となり、パドレスに2敗目を与えるに至った。
 
 PCAは試合後のシャンパンファイトで地元局『WGN』の取材に対応した。鈴木について「彼は(自身にとって)全てといって良い存在だ」と絶賛。「彼(鈴木)は毎日エネルギーを与えてくれる。セイヤは言うまでもなく素晴らしい野球選手だが、改めて彼とともに外野を守れて、同じ空間を共有できたことを本当に嬉しく思う」と鈴木へのリスペクトを示した。

 インタビュー中には、PCAが鈴木にこっそりと近づき、シャンパンをかける一幕も。鈴木も笑顔でPCAにかけ返し、その後ハグで互いの健闘を称えあった。

 カブスは次戦、地区シリーズでミルウォーキー・ブルワーズと対戦。地区優勝はブルワーズに譲ったものの、今季直接対決では7勝6敗と勝ち越している。シリーズ勝利で借りを返せるか注目だ。試合は日本時間10月5日の午前3時8分開始予定。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鈴木誠也&PCAの"仲良しコンビ"が歓喜のシャンパンファイト!健闘を称えあう熱い抱擁も(22秒~)
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