現地10月３日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が、４日から始まるフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ（５戦３勝制）に向け、敵地シチズンズ・バンク・パークでの練習前に会見を行なった。その会見でチームメイトである大谷翔平とのやり取りを明かした。

　佐々木は２日に行なわれたワイルドカード・シリーズ第２戦のシンシナティ・レッズ戦で９回に登板。MLBの舞台で初めてクローザーを務め、３人の打者をわずか11球で無安打、２奪三振に封じる好投を披露した。

　会見では、「自分の出せるであろうパフォーマンスが出せるようになって、球速だけじゃなく、コントロールだったり、変化球も思うようなボールが投げられた。そこは自信を持って試合に挑めてる」と語り、好感触を口にした。そのうえで「大谷から声かけはありましたか？」との質問には、次のように答えた。
  「大谷さんからはそんな声かけてもらってないですけど...『はやく投げんかい！』としか言われないです（笑）」

　この発言を受け、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が公式Xに投稿すると、日米ファンから多くの反応が寄せられた。

「先輩の愛ある喝、最高やな」
「これめっちゃオオタニっぽい（笑）」
「容易に想像できるわ」
「笑わせつつ、ちゃんと背中押してるの最高すぎ」
「ホントいい先輩ですよね！」
「いい関係性だな～」

　地区シリーズ第１戦でドジャースの先発マウンドには大谷が立つ。後輩に愛ある喝を入れた頼れる先輩が代名詞である二刀流で威厳をみせつけるのか、注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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