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プレーオフ2戦で驚異の打率6割超え! 絶好調のベッツ、「大谷敬遠」にも動じず勝負強さ発揮「自分でもショウヘイには打たせない」

THE DIGEST編集部

2025.10.04

レッズとのワイルドカード・シリーズでは打率6割を超える活躍を見せたベッツ。(C) Getty Images

レッズとのワイルドカード・シリーズでは打率6割を超える活躍を見せたベッツ。(C) Getty Images

 ワールドシリーズ連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースは、ワイルドカード・シリーズ(WCS)でシンシナティ・レッズに連勝し、ディビジョン・シリーズ(NLDS)進出を決めている。2試合とも強力打線が大量点を奪うというドジャースらしい戦い方を展開する中で、特に目覚ましいパフォーマンスを続けているのがムーキー・ベッツだ。
 
 WCSの2試合でベッツは、計6安打3打点をマークし、打率は6割超え。レギュラーシーズン同様、1番・大谷翔平の後ろ、2番打者を務め、その打棒でプレーオフを戦うドジャースに勢いをもたらしている。

 初戦で2本塁打を放った大谷とともに、相手チームにとって大きな脅威となっているベッツ。この先のゲームでもさらなる活躍が期待される中、米国内では2試合を終えた直後にベッツが語ったコメントがフォーカスされている。

 レッズとの2戦目、ドジャースが7対2とリードして迎えた7回裏、相手ベンチはこのシリーズで初めて、大谷を申告敬遠で歩かせた。その後、打席に立ったベッツはファウルで粘った末、9球目の変化球を捉え、タイムリー二塁打を記録。ダメ押し点を加えたドジャースが8対4で勝利した試合後、ベッツは「大谷敬遠」についての自身の想いを打ち明けている。

 現地メディア『Athlon Sports』の中では、相手チームによる大谷を歩かせる作戦を問われたベッツが、「自分でもショウヘイには打たせないだろうね」などと語った言葉を紹介している。

 さらに、今後の戦いを見据え、「(NLDSでの)フィリーズもそうするだろうし、この先のポストシーズンでもずっとそうなると思う」と話しており、「自分は自分の役割を果たす準備をするだけだ」ともコメント。

 自身の目の前で大谷が歩かされる状況を「当然」と受け流すベッツに対し、同メディアは、「相手の戦略を自分でも納得しているようだ」と指摘する。

そのうえで、「ドジャースの打線は相手投手にとって頭痛の種だ」などと評する同メディアは、「オオタニとベッツの両者がポストシーズン序盤から絶好調でスタートを切ったことで、フィラデルフィアの投手陣が両者にどんな対策を取るのかが大いに注目される」と綴っている。

 勝利を目指し冷静な姿勢を崩さないベッツが、今後もドジャース打線のキーマンとなっていくはずだ。連覇へ順調なスタートを切ったチームにおいて、背番号50が最も頼もしい存在となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】レッズ戦の大谷翔平、ベッツ、T・ヘルナンデスの集中打!
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