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「手の平どんだけ返させるんや」“戦犯”の汚名返上する値千金の逆転3ラン! T・ヘルナンデスにファン歓喜「守備のマズさは挽回のフラグ」「これがあるから期待しちゃう」

THE DIGEST編集部

2025.10.05

拙守を挽回する一打を放ったT・ヘルナンデス。(C)Getty Images

拙守を挽回する一打を放ったT・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスは現地10月4日、フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第1戦に3番・右翼で先発出場。7回に値千金となる逆転3ランホームランを放った。

 T・ヘルナンデスにとっては“戦犯”の汚名を返上する一打だった。2回裏にフィリーズの攻撃で、無死一、二塁からJT・リアルミュートの打球が右中間へ転がった際、右翼を守っていたT・ヘルナンデスは途中で打球を追う足を緩め、中堅手アンディ・パヘスに処理を任せる形に。その間に三塁まで進んだリアルミュートがそのあと犠飛で生還したため、緩慢守備への批判がメディア、ファンから集中していた。

 打席で挽回したいT・ヘルナンデスだったが、この試合はフィリーズ先発クリストファー・サンチェスを相手に3打席目まで3連続空振り三振。6回にドジャースが2点を返したものの、まだ1点のビハインドを追っていた。
 
 しかし7回、アンディ・パヘスのヒット、ウィル・スミスが死球で出塁。大谷翔平、ムーキー・ベッツが凡退し2死一、二塁の場面で打順はT・ヘルナンデスに。フィリーズ3番手マット・ストラームの外角高めストレートを振り抜くと、打球はライト方向へぐんぐん伸びていきスタンド最前列へ。守備の失態を取り返す逆転3ラン本塁打となった。

 大谷に勝利投手の権利をもたらす貴重な一発にファンから歓喜の声が上がった。

「怠慢プレー帳消しの逆転スリーラン!!」
「テオの守備のマズさは打撃での挽回のフラグ」
「守備でやらかした時まじでバットで取り返してるの凄いな」
「すっごい。テオ最高」
「テオにはこれがあるから期待しちゃうんだよな~!!」
「手の平どんだけ返させるんや」
「いかにもテオらしい」

 5対3と勝ち越したドジャースはリードを守ったまま、9回に佐々木朗希がクローザーとして登板。1死から二塁打を打たれたが、後続をしっかり抑えて得点は与えず。メジャー初セーブを挙げ、ドジャースが大事なシリーズ初戦をモノにした。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデスの怠慢プレー&値千金の逆転3ランホームラン!
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