ロサンゼルス・ドジャースは現地10月５日、敵地でのナ・リーグ地区シリーズ第１戦でフィラデルフィア・フィリーズと対戦。５対３で逆転勝利を飾り、シリーズ白星発進とした。

　大谷翔平が先発登板した一戦は、２回に３点を先行される厳しい展開も、６回にキケ・ヘルナンデスがタイムリー二塁打を放って１点差に詰め寄る。
  　さらに７回には、テオスカー・ヘルナンデスが逆転３ランホームランをライトスタンドに叩き込む。先発の大谷は６回３安打３失点、９奪三振の好投を披露。２点をリードして迎えた９回には守護神を務めた佐々木朗希が見事に締め、ドジャースが５ー３と先勝した。

　ワイルドカード・シリーズに続き、圧巻の巧打を見せ、勝利に貢献したT・ヘルナンデスに対して球団専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者も試合中に自身の公式Xで以下のように絶賛している。

「テオスカー・ヘルナンデスが10月にまたもや活躍した。彼が３ランホームランを放ち、ドジャースが７回にフィリーズを５-３でリード。ドジャースの攻撃は５回まで沈黙していたが、突然２点のリードを奪った」

　また６回に反撃の狼煙を挙げる一打を放ったキケ・ヘルナンデスと喜ぶ一枚を挙げつつ、「ドジャースには今、２人のミスター・オクトーバーがいるようだ」と活躍を称えた。

構成●THE DIGEST編集部

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