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MLB

フィリーズ過激ファンの激しすぎる“感情の落差”に日本人衝撃…「熱狂マジで凄すぎる」→「こんな静かな逆転3ラン初めて見た」

THE DIGEST編集部

2025.10.05

大谷が三振を喫するとフィリーズファンは大歓声。しかし試合終盤には球場全体が静かに…。(C) Getty Images

大谷が三振を喫するとフィリーズファンは大歓声。しかし試合終盤には球場全体が静かに…。(C) Getty Images

 ナ・リーグの地区シリーズ第1戦、フィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースが現地10月4日(日本時間5日)、シチズンズバンク・パークで行なわれ、敵地に乗り込んだドジャースが5対3で初戦を制した。球場は熱狂的なフィリーズファンで埋め尽くされ、その熱量には中継を視聴した日本人ファンのみならず、解説者も圧倒されたが、試合終盤、静寂に包まれた球場の雰囲気にも驚きの声が上がった。

 試合開始直後から球場は異様な熱気に包まれた。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスが大谷翔平を初球チェンジアップで空振りさせると、本拠地ファンは大歓声。さらに3球三振に仕留めるとボルテージが一段と上がり、もはや優勝したかのような大絶叫が球場に響き渡った。
 
 フィリーズファンの熱狂ぶりには、日本人ファンに大きな衝撃を与えたようだ。ネット上では、「フィリーズファンの熱狂マジで凄すぎるわ」「ファンの後押しは凄まじい脅威よね」「フィリーズファンの熱狂が初回から凄過ぎるw」「物凄いブーイングの歓声」「フィリーズホームの熱狂ヤバすぎるな」「日本の阪神ファンみたい」などとコメントが上がった。

 また2回にはポストシーズン初先発となった大谷から3点のリードを奪うと、球場の盛り上がりは最高潮に。NHK BSでの中継で解説を担当した小早川毅彦氏は、「大谷投手からフィリーズが3点取った時に、この目の前のファンの人が我々を向いてね、『俺たちは大谷選手から点を取ったぞー』って言って。そこはちょっと驚きでした」と圧倒的なホームの雰囲気を振り返った。

 試合はサンチェスが5回まで2安打7三振無失点のパーフェクトな出来で、シチズンズバンク・パークには完勝ムードが漂う。しかし6回にサンチェスが連打を浴びて2点を失い降板。続く7回には2死一、二塁からテオスカー・ヘルナンデスに逆転3ランを食らうと、一転して球場全体が沈黙。そのまま反撃も及ばず敗戦すると、プレイボール直後とは打って変わってフィリーズファンは静まり返り、日本人ファンからは、「スタジアムの大歓声と静寂の差が凄すぎるわー」「何かフィリーズの応援、静かになったな」「フィリーズファン通夜みたいに静か」「フィリーズ民急激に静かになる」「こんなに静かな逆転3ラン初めて見た」との声も上がった。フィリーズファンの感情の落差に日本人ファンも衝撃を受けたようだ。

 地区シリーズ第2戦は現地10月6日(日本時間7日)、同じくシチズンズバンク・パークで行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】試合終了の瞬間にシチズンズバンク・パークを包み込んだ静寂
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