専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「佐々木朗希はどこにいるんだ?」ドジャース指揮官の9回“ドタバタ采配”に疑問噴出 LAメディアは一時悲鳴「狂気の沙汰だ」

THE DIGEST編集部

2025.10.07

ドジャースが9回の攻防を制して2連勝。NLCS進出に王手をかけた。(C) Getty Images

ドジャースが9回の攻防を制して2連勝。NLCS進出に王手をかけた。(C) Getty Images

 現地10月6日、ロサンゼルス・ドジャースはフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第2戦を4対3で勝ち2連勝。敵地でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。競り勝ったとはいえ、最終回で露呈した指揮官の“ドタバタ采配”について米メディアから厳しい声が上がっている。
 
 9回、ドジャースはフィリーズの強力打線に捕まった。3番手のブレイク・トライネンが先頭から3連打を浴び、あっという間に1点差にされる。慌てたデーブ・ロバーツ監督はトライネンを諦め、左腕のアレックス・べシアを投入。なんとか2死までこぎ着けるが、なおも一、三塁と一打出れば同点、長打ならサヨナラ負けの場面を迎える。

 ここで指揮官は新守護神の佐々木朗希を満を持して投入。23歳の新守護神は指揮官の期待に応え、リーグ首位打者のターナーを159キロの直球で打ち取りドジャースに勝利をもたらした。
 
 3点リードから薄氷を踏む逃げ切り勝ちにLAメディアは冷や汗をかいた。試合直後には、ロバーツ監督のちぐはぐな采配について「理解に苦しむ」と疑問視する声が続々と噴出している。

 例えば、ドジャース番記者のノア・カムラス氏は自身のXに9回裏の締め方について言及。「ロウキ・ササキは7回裏にブルペンでウォーミングアップしていたが登板しなかった。ドジャースは9回をブルペンに待機していたササキではなくブレイク・トライネンを起用した」と記し、投手起用に首をかしげた。同じく米放送局『Fox Sports』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ロウキ・ササキはどこにいるんだ? 9回裏の登板が予定されているはずなんだが」とXに投稿。カムラス氏と同じリアクションを示した。

 トライネンが炎上した直後には、専門メディア『Dodgers Nation』が公式SNSにテキスト速報をアップ。「ブレイク・トライネンが3連打を許し、1点リードにかわった。これは信じられない...狂気の沙汰だ」と一時悲鳴を上げていた。

 1死も奪えず、めった打ちされて降板したベテラン右腕の後を受けたベシア、佐々木がなんとか踏ん張って白星を掴んだドジャース。ハラハラ、ドキドキのロバーツ劇場は米国内でも話題になっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】トライネンが炎上投球...窮地の場面で佐々木朗希が2球締め!

【記事】「トライネンの残酷な登板」「LAは突然ピンチに陥った」ドジャースの専門メディア記者がロバーツ監督の継投策に疑問
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月2日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月20日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    9月25日(木)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)