現地10月6日、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)フィラデルフィア・フィリーズ戦の第2戦で、9回になぜ佐々木朗希ではなくブレイク・トライネンを起用したのか、その理由を語った。地元メディア『Dodgers Nation』が報じた。
この試合でドジャースはフィリーズに4対3で辛勝。先発のブレイク・スネルが6回無失点、9奪三振と好投し、打線も7回に4点を奪い主導権を握った。しかし、リリーフ陣が登板してから試合は一気に緊迫した。7回からマウンドに上がったエメット・シーハンが8回に1点を失うと、9回はトライネン。9月のレギュラーシーズンで12試合に登板し、9回1/3で防御率9.64と不安を残していたが、ロバーツ監督はベテラン右腕への信頼を示した。
ところが、トライネンは3連打を浴びて4対3と1点差に追い上げられた。ここで4番手のアレックス・ベシア、そして佐々木がクローザーとしてマウンドに上がった。
同メディアによると、ロバーツ監督は試合後「ロウキの(9回頭からの)起用は考えた。でも彼は短期間で続けて投げることに慣れていない。トライネンには、これまでポストシーズンで何度も重要な場面を切り抜けてきた経験がある。だから自信を持って送り出した」と明かした。
さらに「必要であればベシアも控えていたから、無理にロウキを投げさせたくなかった。チームには信頼できるハイレバレッジ投手が数人いる。その中のひとりを信じただけだ」とも説明している。
また「ロウキはいつでも投げられるよう準備していた。トレイ・ターナーとの対戦も良いと思っていたし、実際に試合を締めくくってくれた」と語り、最終的に9回のピンチを抑えた佐々木の働きを評価した。
『Dodgers Nation』は、9回のマウンドにはトライネンではなく佐々木を起用すべきだったとの見方もあったと指摘。結果的に佐々木がターナーを打ち取り試合を締めくくったものの、ロバーツ監督の判断は試合を不必要に危うくしたとも伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】佐々木朗希が159kmストレートで首位打者ターナーを二ゴロに打ち取る!
この試合でドジャースはフィリーズに4対3で辛勝。先発のブレイク・スネルが6回無失点、9奪三振と好投し、打線も7回に4点を奪い主導権を握った。しかし、リリーフ陣が登板してから試合は一気に緊迫した。7回からマウンドに上がったエメット・シーハンが8回に1点を失うと、9回はトライネン。9月のレギュラーシーズンで12試合に登板し、9回1/3で防御率9.64と不安を残していたが、ロバーツ監督はベテラン右腕への信頼を示した。
ところが、トライネンは3連打を浴びて4対3と1点差に追い上げられた。ここで4番手のアレックス・ベシア、そして佐々木がクローザーとしてマウンドに上がった。
同メディアによると、ロバーツ監督は試合後「ロウキの(9回頭からの)起用は考えた。でも彼は短期間で続けて投げることに慣れていない。トライネンには、これまでポストシーズンで何度も重要な場面を切り抜けてきた経験がある。だから自信を持って送り出した」と明かした。
さらに「必要であればベシアも控えていたから、無理にロウキを投げさせたくなかった。チームには信頼できるハイレバレッジ投手が数人いる。その中のひとりを信じただけだ」とも説明している。
また「ロウキはいつでも投げられるよう準備していた。トレイ・ターナーとの対戦も良いと思っていたし、実際に試合を締めくくってくれた」と語り、最終的に9回のピンチを抑えた佐々木の働きを評価した。
『Dodgers Nation』は、9回のマウンドにはトライネンではなく佐々木を起用すべきだったとの見方もあったと指摘。結果的に佐々木がターナーを打ち取り試合を締めくくったものの、ロバーツ監督の判断は試合を不必要に危うくしたとも伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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