ロサンゼルス・ドジャースの左腕アンソニー・バンダが本拠地で行なわれたフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第3戦にポストシーズン初登板。2点ビハインドの5回途中からマウンドに上がり、専門メディアから称賛の声が上がっている。
1-3と2点を追う5回表、先発の山本由伸が無死一塁で1番トレイ・ターナーにセンター前ヒットを打たれ、無死一、二塁とピンチを招いたところでバンダが2番手として登板。バンダ自身、これが今季ポストシーズン初登板だった。
バンダはいきなりナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワーバーと対戦し、2ストライクから3球目にフィリーズがダブルスチールを成功。1死二、三塁にピンチが拡大する。
しかし左腕は、ここから見事な火消しを魅せる。シュワーバーをフルカウントから外角高めの直球(約155キロ)で空振り三振、続くブライス・ハーパーも浅い右飛に抑えてタッチアップを許さず。2死までこぎ着けると、アレック・ボームを申告敬遠として満塁にして、5番ブランドン・マーシュとの勝負を選択。最後は138キロのスライダーで三振に斬って取ると渾身のガッツポーズ。絶体絶命のピンチを切り抜けた。
最大のピンチをしのいだ32歳の左腕にドジャース専門メディア『Dodgers Daily』は公式Xで「バンダ、なんというパフォーマンスだ! ポストシーズン(PS)初登板で衝撃的なインパクトを残した」と驚きを隠せず、こう称えた。
「ワイルドカードシリーズ(WCS)のロースターから外れていたバンダが、なんと初登板でいきなりシュワーバー、ハーパー、マーシュと対戦するとは! 『これぞ見せ場!』という場面で、見事に3人をねじ伏せた。もしドジャースがこの試合に勝つようなことがあれば、この回のピッチングこそが最大のターニングポイントだったと言えるだろう」
試合はドジャースが2対8で大敗を喫したが、バンダの好投は他の地元メディアでも軒並み高評価が並んでいる。別の専門メディア『Dodger Insider』は公式Xで「バンダが今シーズン屈指の好投を見せるには、絶好のタイミングでマウンドに立った」と伝え、窮地をゼロでしのいだ場面を絶賛した。
フィリーズ打線の猛攻を食らい、本拠地で地区シリーズ初黒星となったドジャース。だが依然としてリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出には王手をかけており、有利な状況であるのは変わらない。現地9日(日本時間10日)の第4戦に勝てば進出が決まる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「今季屈指の好投」PS初登板の左腕バンダが披露した圧巻投球!
1-3と2点を追う5回表、先発の山本由伸が無死一塁で1番トレイ・ターナーにセンター前ヒットを打たれ、無死一、二塁とピンチを招いたところでバンダが2番手として登板。バンダ自身、これが今季ポストシーズン初登板だった。
バンダはいきなりナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワーバーと対戦し、2ストライクから3球目にフィリーズがダブルスチールを成功。1死二、三塁にピンチが拡大する。
しかし左腕は、ここから見事な火消しを魅せる。シュワーバーをフルカウントから外角高めの直球(約155キロ)で空振り三振、続くブライス・ハーパーも浅い右飛に抑えてタッチアップを許さず。2死までこぎ着けると、アレック・ボームを申告敬遠として満塁にして、5番ブランドン・マーシュとの勝負を選択。最後は138キロのスライダーで三振に斬って取ると渾身のガッツポーズ。絶体絶命のピンチを切り抜けた。
最大のピンチをしのいだ32歳の左腕にドジャース専門メディア『Dodgers Daily』は公式Xで「バンダ、なんというパフォーマンスだ! ポストシーズン(PS)初登板で衝撃的なインパクトを残した」と驚きを隠せず、こう称えた。
「ワイルドカードシリーズ(WCS)のロースターから外れていたバンダが、なんと初登板でいきなりシュワーバー、ハーパー、マーシュと対戦するとは! 『これぞ見せ場!』という場面で、見事に3人をねじ伏せた。もしドジャースがこの試合に勝つようなことがあれば、この回のピッチングこそが最大のターニングポイントだったと言えるだろう」
試合はドジャースが2対8で大敗を喫したが、バンダの好投は他の地元メディアでも軒並み高評価が並んでいる。別の専門メディア『Dodger Insider』は公式Xで「バンダが今シーズン屈指の好投を見せるには、絶好のタイミングでマウンドに立った」と伝え、窮地をゼロでしのいだ場面を絶賛した。
フィリーズ打線の猛攻を食らい、本拠地で地区シリーズ初黒星となったドジャース。だが依然としてリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出には王手をかけており、有利な状況であるのは変わらない。現地9日(日本時間10日)の第4戦に勝てば進出が決まる。
構成●THE DIGEST編集部
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