ロサンゼルス・ドジャースは現地10月8日、フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第3戦に2-8で敗北。今季ポストシーズン初黒星でシリーズ成績2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出決定は持ち越しとなった。
ドジャースは3回、先頭打者トミー・エドマンがフィリーズ2番手レンジャー・スアレスの初球高めに浮いたカーブを振り抜き左中間へのホームランに。シリーズ突破へ大きな先制点を挙げた。
しかし、直後の4回の守りでドジャースは崩れる。この日3回まで無安打無失点ピッチングを続けていた山本由伸がカイル・シュワーバーに特大ソロホームランを浴びて同点に。ここまでシリーズ8打数無安打の本塁打王を目覚めさせてしまった。
さらにブライス・ハーパー、アレック・ボームに連打を許した山本。ボームがヒットを打った場面では、アンディ・パヘス中堅手の悪送球で一塁走者ハーパーが生還。さらに犠牲フライで1-3と2点のビハインドを負った。
5回も連打で無死一、二塁とされ、シュワーバーを打席に迎えたところで山本は降板。2番手アンソニー・バンダがピンチで登板するも、空振り三振、ライトフライで2死とすると、申告敬遠で2死満塁に。最後はブランドン・マーシュを三球三振で抑える熱投を披露し、無失点で乗り切る。
6回はジャック・ドレイヤーが無安打無失点ピッチング、そして7回には今季限りでの現役引退を表明したクレイトン・カーショウが登板。制球に苦しみ、2死一、三塁のピンチを招くも、味方の好守備もあり得点を許さなかった。
しかし8回に続投した左腕は先頭打者JT・リアルミュートにホームランを浴びると、四球、三塁手のエラーなどで1死二、三塁に。トレイ・ターナーの適時打で2点を失い、さらにシュワーバーのこの日2本目となる2ラン本塁打で一挙計5失点。9回はブレイク・トライネンが三者凡退に抑えたが、結果的に山本とカーショウだけで計6.0回で被安打12、8失点とフィリーズ打線に捕まってしまった。
何とか追いつきたいドジャース打撃陣だったが、スアレスの前に度々得点圏に走者を進めながらも本塁ベースを踏むまでには至らず。8回は3番手オリオン・カーケリングを相手に三者凡退。9回はタイワン・ウォーカーからキケ・ヘルナンデスが四球を選び、マックス・マンシーのヒットで1死一、三塁とすると、エドマンがタイムリーヒットで1点を奪う。しかし2死一、三塁から5番手タナー・バンクスと対峙した大谷翔平が初球でライトフライに倒れ、第3戦の敗北が決した。
依然として王手をかけるドジャースは日本時間10月10日、午前7時8分からの第4戦でシリーズ突破を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸が、カーショウが...HR王シュワーバー“覚醒”の餌食に...
ドジャースは3回、先頭打者トミー・エドマンがフィリーズ2番手レンジャー・スアレスの初球高めに浮いたカーブを振り抜き左中間へのホームランに。シリーズ突破へ大きな先制点を挙げた。
しかし、直後の4回の守りでドジャースは崩れる。この日3回まで無安打無失点ピッチングを続けていた山本由伸がカイル・シュワーバーに特大ソロホームランを浴びて同点に。ここまでシリーズ8打数無安打の本塁打王を目覚めさせてしまった。
さらにブライス・ハーパー、アレック・ボームに連打を許した山本。ボームがヒットを打った場面では、アンディ・パヘス中堅手の悪送球で一塁走者ハーパーが生還。さらに犠牲フライで1-3と2点のビハインドを負った。
5回も連打で無死一、二塁とされ、シュワーバーを打席に迎えたところで山本は降板。2番手アンソニー・バンダがピンチで登板するも、空振り三振、ライトフライで2死とすると、申告敬遠で2死満塁に。最後はブランドン・マーシュを三球三振で抑える熱投を披露し、無失点で乗り切る。
6回はジャック・ドレイヤーが無安打無失点ピッチング、そして7回には今季限りでの現役引退を表明したクレイトン・カーショウが登板。制球に苦しみ、2死一、三塁のピンチを招くも、味方の好守備もあり得点を許さなかった。
しかし8回に続投した左腕は先頭打者JT・リアルミュートにホームランを浴びると、四球、三塁手のエラーなどで1死二、三塁に。トレイ・ターナーの適時打で2点を失い、さらにシュワーバーのこの日2本目となる2ラン本塁打で一挙計5失点。9回はブレイク・トライネンが三者凡退に抑えたが、結果的に山本とカーショウだけで計6.0回で被安打12、8失点とフィリーズ打線に捕まってしまった。
何とか追いつきたいドジャース打撃陣だったが、スアレスの前に度々得点圏に走者を進めながらも本塁ベースを踏むまでには至らず。8回は3番手オリオン・カーケリングを相手に三者凡退。9回はタイワン・ウォーカーからキケ・ヘルナンデスが四球を選び、マックス・マンシーのヒットで1死一、三塁とすると、エドマンがタイムリーヒットで1点を奪う。しかし2死一、三塁から5番手タナー・バンクスと対峙した大谷翔平が初球でライトフライに倒れ、第3戦の敗北が決した。
依然として王手をかけるドジャースは日本時間10月10日、午前7時8分からの第4戦でシリーズ突破を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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