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死闘は延長15回で決着… 起死回生の同点打で号泣するマリナーズ本拠地ファンに米中継局が脚光「これがプレーオフの醍醐味」

THE DIGEST編集部

2025.10.11

7回に同点打を放ったリバス。(C) Getty Images

7回に同点打を放ったリバス。(C) Getty Images

 MLBア・リーグ地区シリーズ(ALDS)のシアトル・マリナーズ対デトロイト・タイガースは現地10月10日(日本時間11日)、シアトルのT-モバイル・パークで第5戦が行なわれている。試合は延長15回に突入し、マリナーズが3対2でサヨナラ勝ちで制した。

 試合は2回、マリナーズがタイガースのエース、タリク・スクーバルからジョシュア・ネーラが二塁打でチャンスを掴み、犠牲フライで先制点を奪う。しかし、スクーバルは6回まで13奪三振の好投でその後は得点を許さない。

 すると、タイガースはここまで無得点に抑えられていたジョージ・カービーの交代直後にケリー・カーペンターが2ラン本塁打を放ち逆転。試合をひっくり返す。

 だが本拠ファンの前でマリナーズも諦めない。7回、2死一、二塁からレオナルド・リバスがレフト前への適時打で同点に。試合を振り出しに戻した。

 24年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出が懸かった試合だけに、本拠地のマリナーズファンも熱狂。現地中継局の『FOX Sports』も 公式Xで、「シアトルでの勝者総取りのゲームでは、感情が高ぶっている!」と綴り、起死回生の一打に感激して涙する男性ファンをクローズアップ。返信欄にも「それが、チームが過去に何も成し遂げていないことを知る方法だ。試合が同点で、誰かが泣き始めるんだ」「野球、大好きになっちゃうね!」「これがプレーオフの醍醐味」「ベースボールは最高だ!」「野球を見て泣くのはどの国も同じだ」「もし私のチームがこの時点に戻るのに24年かかっていたら、私もきっと特別な気持ちを抱いていただろう」などと、男性ファンの心情を慮るコメントが多数寄せられた。

 死闘となった試合は、延長に入って15回に突入。マリナーズが1死満塁からホルヘ・ポランコのサヨナラタイムリーで試合を決め、24年ぶりのALCS進出を決めた。ALCSは、トロント・ブルージェイズ対シアトル・マリナーズのカードとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】リバスの起死回生の一打に感激の涙を流す男性ファン
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