ロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシーが、ポストシーズンにおけるチームの状態について言及した。現地10月15日、地元メディア『Dodgers Nation』によると、マンシーは「まだこのチームにはもう一段上のギアがある」と語り、現在の好調ぶりに満足することなく、さらなる成長を見据えている。

　マンシーは今ポストシーズン８試合に出場し、22打数６安打、１本塁打、１打点。打率.273、出塁率.448、OPS.903と安定した成績を残している。チームはナショナル・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）でミルウォーキー・ブルワーズに２勝０敗（４勝先取でワールドシリーズ進出）と先行し、優位に立っている。
  　同メディアによると、NLCS第２戦の試合後、マンシーはチームの現状について「攻撃面ではまだ生かしきれていないチャンスがある」と語り、「投手陣は素晴らしい働きをしているが、僕ら打者はもっと得点ができるはずだ」と、打線のさらなる向上に期待を寄せた。

　そのうえで、マンシーは「勝つことが最も大切。やり方はどうであれ、勝利をつかみ取ることがすべてだ」と強調し、勝利への執念を見せた。

　山本由伸が完投勝利を挙げた第２戦では１点リードの６回に貴重な中超えソロ本塁打を叩き、エースを強烈に援護したマンシー。快勝している状況に満足せず、より高みを目指すドジャースの姿勢を反映しており、ホームでブルワーズを迎える第３戦もこの男のバットから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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