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大谷翔平が初回先頭打者三塁打→ベッツ適時二塁打でドジャースが“6球で先制” 米記者は復調気配を察知「キャリア最悪の不振に陥っていたが…」

THE DIGEST編集部

2025.10.17

大谷は初回の第1打席に三塁打を放った。(C) Getty Images

大谷は初回の第1打席に三塁打を放った。(C) Getty Images

 現地10月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に1番・指名打者でスタメン出場。初回の第1打席で右翼線への三塁打を放った。今シリーズ初の長打に本拠地ファンは大きく盛り上がった。

 2連敗のブルワーズはオープナーで臨み、先発は本来救援のアーロン・アシュビー。大谷はカウント1-2から1球ファールとし、5球目外角に沈むスライダーに体勢を崩されながらもうまくバットを合わせた。大谷は俊足を飛ばして一気に三塁に到達。先制の好機をつくると、続くムーキー・ベッツの右中間への適時二塁打で生還して先取点となるホームを踏んだ。

 大谷は今月6日の地区シリーズ第2戦、フィラデルフィア・フィリーズ戦の第4打席で右前適時打を放ってから、今季ワースト19打席連続無安打とブレーキだった。14日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦の4打席目に右前適時打を放ち実に4試合ぶり、20打席ぶりの安打をマークしたが、打撃不振が心配されていた。
 
 復調の兆しがみえた大谷に米記者も早速反応している。米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニが三塁打!! ナショナル・リーグチャンピオンシップ第3戦は先頭打者での三塁打で幕開けだ」と、即座にXにアップ。いきなりの長打を喜んだ。

 米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「キャリア最悪の不振に陥るショウヘイ・オオタニが、アーロン・アシュビーの2ストライクからのスライダーをバットでうまく捉え、一塁線へ柔らかく引っ張った打球が先頭打者三塁打となった」と、今シリーズではあまり見られなかった巧みなバットコントロールを称賛。続くベッツのタイムリーヒットで、わずか6球でドジャースが先制したことに脱帽していた。
 
 前日15日に、大谷は今シーズン初めてドジャー・スタジアムでフリー打撃を敢行。推定飛距離150メートルの特大弾など32スイングで14本が柵越えと快音を響かせ、復調への兆しをみせていた。

 試合はブルワーズが2回表に追い付いて1対1の同点。大谷はその裏、2死一塁での第2打席は二ゴロに倒れている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】復調の気配か 大谷翔平が先頭打者三塁打

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