現地10月16日、ロサンゼルス・ドジャースはミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦を3対1で勝ち、同シリーズ3連勝。2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。
初回、ドジャースは1番・指名打者で先発出場した大谷翔平が右翼線への三塁打。相手先発アーロン・アシュビーの外角に沈むスライダーに体勢を崩されながらもうまくバットを引っ張り、俊足を飛ばして一気に三塁へ。先制の好機をつくると、続くムーキー・ベッツの右中間への適時二塁打で生還して先取点となるホームを踏んだ。
だがブルワーズも直後の2回、1死三塁からジェーク・バウアーズの中適時打ですぐさま同点に追い付いた。
ドジャース打線は2回以降、相手2番手ジェイコブ・ミジオロウスキーに大苦戦。常時100マイル(約161キロ)超えの豪速球にバットが合わず次々と凡打の山を築き、5回まで8三振。大谷も第2打席は二ゴロ、第3打席は162キロの直球にバットが空を斬り最後はカーブで三球三振に喫した。
しかしミジオロウスキーに負けじと、ドジャース先発のタイラー・グラスノーも素晴らしいピッチングを披露する。序盤は不安定だったが3回以降は完全に立ち直り、3番のブライス・チュラングから圧巻の三者連続空振り三振。4回も先頭のアンドルー・ボーンをシンカーで見逃し、続くサル・フリリックをカーブで空振りとし、圧巻の5者連続三振を奪う。ケーレブ・ダービンには四球を与えたものの、8番ジェーク・バウアーズをカウント2-2から高めのカーブで見逃し三振に仕留める。
グラスノーは5回を三者凡退。6回は2死にしたあと、5番のボーンに四球を出したところで降板。3安打8奪三振1失点、99球でマウンドを譲ったが本拠地ファンから労いの拍手をもらった。グラスノーの後を受けた左腕のアレックス・ベシアが後続をピシャリと抑え、ブルワーズに得点を許さなかった。
直後の6回裏、ミジオロウスキーに封じ込められていたドジャース打線は安打と四球で1死一、二塁につなげると、5番のトミー・エドマンが初球のスライダーを中前に弾き返す適時打でついに勝ち越し。剛腕をマウンドから引きずり下ろす。続くテオスカー・ヘルナンデスは空振り三振に倒れたが、7番マックス・マンシーの場面で相手3番手アブナー・ウリーベが一塁へのけん制が悪送球となり、この間に三塁ランナーが生還。相手のミスからドジャースが思わぬ形で追加点を奪う。
大谷は7回裏、2死から4番手左腕ジャレド・ケーニッグと対峙し、真ん中低めのカーブに空振り三振。2打席目以降は凡打が続いた。
ドジャースは7回途中からブレイク・トライネン、8回はアンソニー・バンダと中継ぎ陣がゼロで踏ん張り、9回は佐々木朗希が登板。前回は初失点を喫したが、先頭打者をベッツの好プレーに助けられ1死とすると、次打者を159キロの速球で遊飛。ダービンをカウント1-2で追い込み、最後はスプリットで空振り三振。三者凡退に打ち取りポストシーズン3セーブ目を挙げた。
リーグ中地区覇者ブルワーズを3タテしたドジャース。明日の第4戦は大谷が先発登板予定で、二刀流戦士が一気にチームを大舞台に導くか注目だ。
▼ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝先取でワールシリーズ進出)
第1戦 ブルワーズ●1-2○ドジャース
第2戦 ブルワーズ●1-5○ドジャース
第3戦 ドジャース○3-1●ブルワーズ
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が初回先頭打者三塁打で先取点を演出!9回は守護神・佐々木朗希が3セーブ締め
【記事】ポストシーズン8試合の先発防御率は驚異の「1.54」 ドジャース4本柱が歴史的快投でけん引、山本由伸&スネルは15年ぶり快挙達成
初回、ドジャースは1番・指名打者で先発出場した大谷翔平が右翼線への三塁打。相手先発アーロン・アシュビーの外角に沈むスライダーに体勢を崩されながらもうまくバットを引っ張り、俊足を飛ばして一気に三塁へ。先制の好機をつくると、続くムーキー・ベッツの右中間への適時二塁打で生還して先取点となるホームを踏んだ。
だがブルワーズも直後の2回、1死三塁からジェーク・バウアーズの中適時打ですぐさま同点に追い付いた。
ドジャース打線は2回以降、相手2番手ジェイコブ・ミジオロウスキーに大苦戦。常時100マイル(約161キロ)超えの豪速球にバットが合わず次々と凡打の山を築き、5回まで8三振。大谷も第2打席は二ゴロ、第3打席は162キロの直球にバットが空を斬り最後はカーブで三球三振に喫した。
しかしミジオロウスキーに負けじと、ドジャース先発のタイラー・グラスノーも素晴らしいピッチングを披露する。序盤は不安定だったが3回以降は完全に立ち直り、3番のブライス・チュラングから圧巻の三者連続空振り三振。4回も先頭のアンドルー・ボーンをシンカーで見逃し、続くサル・フリリックをカーブで空振りとし、圧巻の5者連続三振を奪う。ケーレブ・ダービンには四球を与えたものの、8番ジェーク・バウアーズをカウント2-2から高めのカーブで見逃し三振に仕留める。
グラスノーは5回を三者凡退。6回は2死にしたあと、5番のボーンに四球を出したところで降板。3安打8奪三振1失点、99球でマウンドを譲ったが本拠地ファンから労いの拍手をもらった。グラスノーの後を受けた左腕のアレックス・ベシアが後続をピシャリと抑え、ブルワーズに得点を許さなかった。
直後の6回裏、ミジオロウスキーに封じ込められていたドジャース打線は安打と四球で1死一、二塁につなげると、5番のトミー・エドマンが初球のスライダーを中前に弾き返す適時打でついに勝ち越し。剛腕をマウンドから引きずり下ろす。続くテオスカー・ヘルナンデスは空振り三振に倒れたが、7番マックス・マンシーの場面で相手3番手アブナー・ウリーベが一塁へのけん制が悪送球となり、この間に三塁ランナーが生還。相手のミスからドジャースが思わぬ形で追加点を奪う。
大谷は7回裏、2死から4番手左腕ジャレド・ケーニッグと対峙し、真ん中低めのカーブに空振り三振。2打席目以降は凡打が続いた。
ドジャースは7回途中からブレイク・トライネン、8回はアンソニー・バンダと中継ぎ陣がゼロで踏ん張り、9回は佐々木朗希が登板。前回は初失点を喫したが、先頭打者をベッツの好プレーに助けられ1死とすると、次打者を159キロの速球で遊飛。ダービンをカウント1-2で追い込み、最後はスプリットで空振り三振。三者凡退に打ち取りポストシーズン3セーブ目を挙げた。
リーグ中地区覇者ブルワーズを3タテしたドジャース。明日の第4戦は大谷が先発登板予定で、二刀流戦士が一気にチームを大舞台に導くか注目だ。
▼ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝先取でワールシリーズ進出)
第1戦 ブルワーズ●1-2○ドジャース
第2戦 ブルワーズ●1-5○ドジャース
第3戦 ドジャース○3-1●ブルワーズ
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が初回先頭打者三塁打で先取点を演出!9回は守護神・佐々木朗希が3セーブ締め
【記事】ポストシーズン8試合の先発防御率は驚異の「1.54」 ドジャース4本柱が歴史的快投でけん引、山本由伸&スネルは15年ぶり快挙達成
関連記事
- カーディナルス、ヌートバーを“電撃放出”か? 移籍先にドジャースが急浮上「地元凱旋で第4の外野手候補に」「補強パズルにぴたりとはまる可能性がある」米報道
- ドジャースに衝撃!! ロハスが来季限りでの現役引退を電撃発表! シャンパンファイト最中にLA記者に激白「ここでキャリア終えたい」「波乱万丈だったよ」
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
- 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
- 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も