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「あれは大きなプレーだった」スミスが振り返る第3戦のポイント…マンシー神プレーの裏側を明かす グラスノー、朗希の好投に「最高だった」

THE DIGEST編集部

2025.10.17

6回、逆転につながるヒットを打ったスミス。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月16日、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦のミルウォーキー・ブルワーズ戦に3対1で勝利。試合後、捕手のウィル・スミスが地元放送局『SportsNet LA』のインタビューに応じ、激闘の裏側を振り返った。

 スミスはまず、試合の流れを作った先発タイラー・グラスノーについて「素晴らしい投球をしてくれた」と高く評価した。グラスノーは5回2/3を投げ、被安打3、奪三振8、与四球3、失点1という内容で「1点は取られたが見事だった。またひとつ、我々の先発投手による素晴らしい投球だった」と話し、そのパフォーマンスを称賛した。
 
 また、試合序盤の2回、マックス・マンシーが本塁送球でアウトにした神業的な好守備については「あれは大きなプレーだった」と振り返った。続けて「スタジアムの陽射しが厳しくて、スタンドの白いシャツが視界に入っていた。その状況でボールをしっかり捕球し、ランナーに正確なタッチをするのは難しかった」と、見た目以上に難易度の高いプレーだったことを明かした。

 打撃面では、スミスはブルワーズ2番手ジェイコブ・ミジオロウスキーとの対戦を「タフだった。球が速かった」と振り返りつつ、「チームは試合が進むにつれて攻略の糸口を見つけた」と語った。自身も6回の逆転につながる安打について「速球を捉えることができた」と、厳しい状況を打開した一打を振り返った。

 そして、試合を締めくくった佐々木については「3人で試合を締めくくれたのは大きかった。試合をセーブしてくれて、最高だった」と絶賛した。

 投手陣を巧みにリードし、攻守の要としてチームを支えているスミスの言葉からは、ドジャースがチーム一丸となって勝利を掴み取った重みが伝わってくる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】マンシーの本塁送球アウト&佐々木が空振り三振で試合を締める
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