偉才の歴史的一夜に、異競技のトップアスリートも脱帽だ。

　NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁は、同じくロサンゼルスを拠点とするMLBドジャースでポストシーズンを戦っている大谷翔平に言及。現地10月17日のミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第４戦での歴史的活躍に賛辞を送った。

　この試合に「１番・投手兼DH」の二刀流で先発出場した大谷は、初回を三者連続三振で終えるとその裏の第１打席で特大の先頭打者ホームラン。さらに４回、７回にも豪快なソロ弾を放ち、投げても６回0/3を無失点、10奪三振、２被安打、３四球の快投でチームをワールドシリーズ進出に導いた。
  　地元メディア『The Sporting Tribune』のCEOアラシュ・マルカジ氏によると、ドジャース戦と同じく本拠地でプレシーズンの試合があった八村は、試合前に大谷のパフォーマンスを観たといい、当時の状況とロサンゼルスの球団の快進撃を以下のように語り、リスペクトを示した。

「みんなで観ていて『なんだこれ？ クレイジーだね』って感じだった。ものすごい選手だ。彼もチーム全員、そして他の日本人選手たちの活躍が本当に嬉しい。次の試合も勝てるといいね」

　大谷の超絶パフォーマンスは、競技が違うとはいえ、同じ世界トップレベルの日本人アスリートすらも驚かせるものだった。

構成●THE DIGEST編集部

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