ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、現地10月25日にカナダ・トロントのロジャース・センターで開幕するワールドシリーズ第１戦までの間に生じた７日間の休養期間について言及した。同22日、米誌『Sports Illustrated』など、複数メディアが伝えた。

　ドジャースは同17日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第４戦でミルウォーキー・ブルワーズを４連勝で下してシリーズを制したため、同25日まで公式戦のない状態が続いている。一方、ア・リーグ代表のトロント・ブルージェイズは同20日にア・リーグ優勝決定シリーズ（ALCS）第７戦を戦っており、４日間の休養期間となり、両チームのインターバルに差が生じている。
  　この事について『Sports Illustrated』は、「長い休みはベテラン選手の疲労回復や戦略面での準備に有利とされる一方、試合勘の鈍りやリズムの乱れを懸念する声もある」と指摘。しかしロバーツ監督は、この長い休息期間がチームに悪影響を与えるとは考えていない。

「実際のところ、（チームは）とてもいい状態で過ごせていると思う。同22日にはトロントへ向かう予定なので、それが試合がない退屈な時間をうまく断ち切ってくれる。１日休みを取ったけれど、選手たちは活動的でコンディションも最高だ。少し痛みを感じていた選手たちもいたが、この期間で回復できたと思う」

　さらにロバーツ監督は「到着後、練習試合も予定しているし、選手たちの集中力やプレーの感覚も良い。金曜日には万全の状態で臨めると思う」と語り、自信をのぞかせた。

　初戦のブルージェイズ戦は日本時間25日の午前９時から開始予定。放送は同日の午前８時15分からNHK総合で生中継されるほか、『Amazon Prime Video』や『SPOTV NOW』など各種配信サービスでも中継される予定で大きな注目を集めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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