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「名前さえ挙がってこない」パヘス先発落ちでもキム・ヘソンの出番はない? 韓国メディアからは悲痛な嘆き節「大差で負けていても使わない」「むしろ登録の事実が不思議」

THE DIGEST編集部

2025.10.28

ポストシーズンはここまで“代走”での出場が一度あるだけのキム・ヘソン。はたしてワールドシリーズで出番は巡ってくるのか。(C)Getty Images

 現地10月27日、いよいよワールドシリーズは舞台をロサンゼルスに移して第3戦が開催される。トロントでの2試合は1勝1敗のタイ。ロサンゼルス・ドジャースはタイラー・グラスノーが、トロント・ブルージェイズはマックス・シャーザーが先発のマウンドに立つ予定だ。

 注目の3連戦を前に、地元紙『Los Angeles Times』が気になるニュースを提供した。今季のポストシーズンでここまで9番打者で出場を続けながら、打率.093と不振にあえぐアンディ・パヘスがスタメンを外れるかもしれないという。ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は「彼のパフォーマンスはいまひとつ。他の選択肢も考えている」とスタメンの変更を示唆。現地26日のトレーニングではレフトのキケ・ヘルナンデスがセンターで練習した事実も信憑性を高めている。

 この報道に反応したのが、韓国全国紙『スポーツ朝鮮』だ。やはり気になるのは、キム・ヘソンの動向だろう。ここまでポストシーズンはすべてロースター登録されているが、わずか1試合の出場で、しかもピンチランナーで登場した一度きり。最高峰のステージでの活躍を期待する韓国メディアとしては、やきもきする日々が続いている。

 同紙は、「現地メディアによるとパヘスが第3戦の先発から外れる見込みだという。本来ならトミー・エドマンがセンターをこなすのだろうが、彼は足首に不安があるため、セカンドに専念している。レフトのキケ・ヘルナンデスがセンターに回る予定で、レフトにはアレックス・コールがチョイスされるだろうと報じられている」と説明した。
 
 そのうえで、「キム・ヘソンに関しては名前さえ挙がってこない。彼もエドマンと同様にセカンドとセンターを守れるユーティリティだが、まったくお呼びがかからないのだ」とがっくり。「ロバーツ監督は登録メンバーをほぼ使い切る展開や、大差で負けている状況でもキム・ヘソンに出場機会を与えていない。打率.090のパヘスを外すにあたっても、代替案として名前すら挙がってこないのが現状だ。むしろ、今回のワールドシリーズまで一度も登録から漏れずに残っていること自体が不思議である」と嘆き節が止まらない。

 そして最後に『スポーツ朝鮮』紙は「メジャーリーグのワールドシリーズは、すべての野球選手にとって夢の舞台だ」と記し、「はたしてキム・ヘソンにも、その栄光の舞台でプレーする時間が与えられるのだろうか。ロバーツ監督が彼をどう見ているのか、注目が集まる」との一文で締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部
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