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「由伸ど緊張」日本人メジャーリーガーのパイオニアがドジャースに凱旋 背番号16の始球式に日米ファン感動「泣けた」

THE DIGEST編集部

2025.10.28

ドジャースOBの野茂氏が登場。WS第3戦の始球式を務めた。(C)Getty Images

 日米を席巻したトルネードが帰還した。

 現地10月27日、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズのワールドシリーズ第3戦がドジャー・スタジアムで行なわれ、球団OBの野茂英雄氏が始球式を務めた。

 野茂氏は背番号16のドジャースユニホームで登場。捕手役には第2戦で9回完投勝利を挙げた山本由伸投手が務め、オーバースローでストライク投球。代名詞の"トルネード投法"は披露しなかったが、かつての本拠地から大歓声を浴びた。投球後には山本とガッチリ握手。山本は大先輩に恐縮するような仕草だった。

 日本人メジャーリーガーのパイオニアの登場にファンは熱狂。ネット上でも歓喜の声が続々と寄せられた。

「ちょっと泣けてきた」
「すべては野茂から始まった」
「こんな時代が来るとは...」
「由伸ど緊張」
「野茂さんが投げて山本が受ける。こういう所はアメリカは凄い」
「ノモがなーげれば大丈夫!」
 
 近鉄バファローズから1995年にドジャース入りした野茂氏は、メジャー1年目から13勝6敗、防御率2.54、236奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得。アジア人初の新人王に輝いた。珍しい"トルネード投法"で旋風を巻き起こし、ドジャースには計7年間在籍し、81勝66敗、防御率3.74をマークした。

 メジャー通算123勝109敗、1918奪三振。現在はサンディエゴ・パドレスで球団アドバイザーを務めている。

構成●THE DIGEST編集部

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