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「なぜあの場面でトライネン?」7回二死で好投ロブレスキーを降板させたロバーツ監督の継投策に疑問。「大谷翔平の足に違和感まで引き起こした延長の原因は…」と批判の声も

THE DIGEST編集部

2025.10.28

WS第3戦でのロバーツ監督の継投策に疑問の声も。(C)Getty Images

 現地時間10月27日に開催されたワールドシリーズ(WS)の第3戦(7試合制の4勝先取方式)は、延長18回までもつれる死闘に。結果、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地ドジャー・スタジアムでトロント・ブルージェイズを6対5(フレディ・フリーマンのサヨナラホームラン)で破り、通算成績を2勝1敗とした。
 
  痺れる展開の試合だったが、劇的勝利の裏に潜む不安要素のひとつが、連打からブルージェイズに勝ち越しを許したブレイク・トライネンの投球だった。
 
 4対4で迎えた7回表、この日好投のジャスティン・ロブレスキー投手が二死までこぎつけると、ブルージェイズの強打者ブラディミール・ゲレーロJr.を迎えたタイミングでドジャースのデーブ・ロバーツ監督はトライネンをリリーフ登板。しかし、これが結果的に失敗に終わったのだ。
 
 具体的に言えば、ゲレーロJr.に続き、ボー・ビシェットにもヒットを許したトライネンはあっさりと失点。4対5とリードされてしまったのである。その後大谷翔平の本塁打で追いつくが、SNS上では「要らぬブルペン消耗、大谷の足に違和感まで引き起こした延長の原因はロバーツ監督のトライネン起用」と辛辣な声もあったほどだ。

 他にも、SNS上では以下のような見解が寄せられている。

「普通にロブレスキーのままでよかったんだよ」
「トライネンを使わなければ、こんなもつれた試合にはならなかった」
「なぜあの場面でトライネン?」
「トライネンが出てくると不安しかない」
「嫌な予感しかしなかった」
「なぜ2アウトランナー無しからトライネンなんだよ」

 結果論と言えば結果論だが、「あの場面でなぜトライネン?」と思ったファンは多かったはずだ。ロバーツ監督の継投策が疑問視されてもおかしくないだろう。

 実際、フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第2戦でもトライネンは炎上。4対1で迎えた9回に3連打を浴びて、あっという間に1点差に詰め寄られている。こうした失敗もあっての今回の起用だっただけに、トライネンに批判が集中するのもある意味致し方ない。

構成●THE DIGEST編集部

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