現地10月28日に行なわれたワールドシリーズ（WS）第４戦。ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで先発マウンドに立ったのは、“二刀流”の象徴・大谷翔平だった。「１番・投手兼DH」として出場した大谷は、初回から圧巻の立ち上がりを見せる。

　注目の初回、ブルージェイズの攻撃。１死走者なしで迎えた強打者ブラディミール・ゲレーロJr.との対決で、大谷はその実力を存分に示した。
  　初球、97.4マイル（約156.8キロ）のフォーシームを力強く投げ込み、ファウルを誘う。続く２球目は86.3マイル（約138.8キロ）のスイーパーを見逃しストライク。最後は86.9マイル（約139.8キロ）のスイーパーで空振りを奪い、三球三振に仕留めた。

　この投球を見たファンからは「全開モード」「怪物だ」「いい感じ」「キレキレ」「素晴らしい」「圧巻」など、SNS上で称賛の声が相次いだ。

　大谷は最高の立ち上がりを見せ、三球三振でMLB屈指の強打者をねじ伏せた。しかし、3回１死一塁で迎えたゲレーロJr.の２打席目では、今ポストシーズン第７号となる２ラン本塁打を浴びた。

　試合は４回を終了し、２対１でブルージェイズが１点をリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平、初回から全開！ ゲレーロJr.を三球三振に仕留める