元楽天監督で野球解説者のデーブ大久保氏が10月29日、TBS系列の「ゴゴスマ GO GO!Smile!」に出演。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平について語った。
現地27日に行なわれたワールドシリーズ第3戦は、6時間半超えの激闘となり、延長18回の末に6対5でドジャースが勝利。1番・DHでスタメン出場した大谷は、4打数4安打2本塁打3打点の大活躍で、9回以降は4打席連続で申告敬遠されて17回の9打席目も四球だった。
そして現地28日の第4戦では、「1番・投手兼DH」で先発出場。投手では6回0/3を93球、6安打6奪三振1四球4失点、打者では3打数無安打1四球だった。チームは2対6で敗れ、自身は負け投手になっている。
歴史的な激戦の翌日に思うような結果が出なかった大谷について、大久保氏はまず疲労が気になったという。身体以上に精神的な負荷の方が、疲れにつながったと推測する。
「目についたのが、3回ぐらいから肩で息をし出したんです。汗をかき出したんです。普段はそんなかかないです。何が起きていたかというと、簡単に言えば酸素不足。それで、体温が上がってしまう。神経疲労、ストレスが溜まってしまった証拠」
「これをやり出す時は、ベンチからすると投手交代の時期。『もう限界だ』と。しかも(前日の)延長18回、最後の5打席は1回も勝負してもらってないです。アスリートは自己効力感、『俺の力でゲームを変えることができる』というのが打席であるのに、全部失われた。このストレスがめちゃくちゃ残ったなかで、ゲームに入っていった」
そして「だから今日は悪い状態なのに、ピッチングで(降板時点では)2点に抑えるというのは、100点満点中1000点をあげられる投球」と主張する。
投手・大谷は、7回のマウンドに立ち、その回の先頭打者と次の打者に連打を浴びて無死二、三塁の場面での降板となった。この継投について、大久保氏はドジャースのデーブ・ロバーツ監督の判断を支持する。ドジャースのリリーフ陣の状態の悪さに言及し、こう続ける。
「大谷選手が代わって、二、三塁なので酷な場面ですけれど、あっという間にバババッて(4)点を取られる。これを遅くするためには大谷選手が投げてくれるしかない。大谷選手には打席もあるからとは言っても、ピッチャーの役割があるので最低5イニング、100球、できれば7回まで投げなきゃいけない」
「完投して欲しいのが、今のドジャース投手陣。ロバーツ監督が最も代えたいと思っていたはずです。普段から、近くで見ていますから。でも勝つためにはピッチャー、『翔平、頼むぞ。うちらを勝たせてくれ』と。今日のロバーツ監督の代えるタイミングが、ちょうどいいタイミングだったと思っています」
またノーヒットに終わった打撃については、球審のストライクゾーンのブレが原因だったと指摘。その影響が大谷のみならずチーム全体に及び、タイプ的にドジャース打線がブルージェイズ打線よりも不利になったという。
「ゾーンがズレてしまう。これが1番のハンディでした。ブルージェイズ打線よりも、ドジャース打線は強力打線です。強力打線イコール、やや大きめに強振をするわけです。ボールゾーンを見極め、見送る確率はブルージェイズより下です。『ブルージェイズも同じアンパイアじゃん』と言われるかもしれないですけど、ブルージェイズはコンパクトに小さく打ってくる打線で、少々ストライクゾーンがズレても長く見ているため、あまり影響がないのです」
シリーズは2勝2敗のタイになった。ドジャースは、2年連続の世界一に輝けるのだろうか。どちらが勝っても王手がかかる第5戦は、現地29日にドジャー・スタジアムで行なわれる。
 
構成●THE DIGEST編集部
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            現地27日に行なわれたワールドシリーズ第3戦は、6時間半超えの激闘となり、延長18回の末に6対5でドジャースが勝利。1番・DHでスタメン出場した大谷は、4打数4安打2本塁打3打点の大活躍で、9回以降は4打席連続で申告敬遠されて17回の9打席目も四球だった。
そして現地28日の第4戦では、「1番・投手兼DH」で先発出場。投手では6回0/3を93球、6安打6奪三振1四球4失点、打者では3打数無安打1四球だった。チームは2対6で敗れ、自身は負け投手になっている。
歴史的な激戦の翌日に思うような結果が出なかった大谷について、大久保氏はまず疲労が気になったという。身体以上に精神的な負荷の方が、疲れにつながったと推測する。
「目についたのが、3回ぐらいから肩で息をし出したんです。汗をかき出したんです。普段はそんなかかないです。何が起きていたかというと、簡単に言えば酸素不足。それで、体温が上がってしまう。神経疲労、ストレスが溜まってしまった証拠」
「これをやり出す時は、ベンチからすると投手交代の時期。『もう限界だ』と。しかも(前日の)延長18回、最後の5打席は1回も勝負してもらってないです。アスリートは自己効力感、『俺の力でゲームを変えることができる』というのが打席であるのに、全部失われた。このストレスがめちゃくちゃ残ったなかで、ゲームに入っていった」
そして「だから今日は悪い状態なのに、ピッチングで(降板時点では)2点に抑えるというのは、100点満点中1000点をあげられる投球」と主張する。
投手・大谷は、7回のマウンドに立ち、その回の先頭打者と次の打者に連打を浴びて無死二、三塁の場面での降板となった。この継投について、大久保氏はドジャースのデーブ・ロバーツ監督の判断を支持する。ドジャースのリリーフ陣の状態の悪さに言及し、こう続ける。
「大谷選手が代わって、二、三塁なので酷な場面ですけれど、あっという間にバババッて(4)点を取られる。これを遅くするためには大谷選手が投げてくれるしかない。大谷選手には打席もあるからとは言っても、ピッチャーの役割があるので最低5イニング、100球、できれば7回まで投げなきゃいけない」
「完投して欲しいのが、今のドジャース投手陣。ロバーツ監督が最も代えたいと思っていたはずです。普段から、近くで見ていますから。でも勝つためにはピッチャー、『翔平、頼むぞ。うちらを勝たせてくれ』と。今日のロバーツ監督の代えるタイミングが、ちょうどいいタイミングだったと思っています」
またノーヒットに終わった打撃については、球審のストライクゾーンのブレが原因だったと指摘。その影響が大谷のみならずチーム全体に及び、タイプ的にドジャース打線がブルージェイズ打線よりも不利になったという。
「ゾーンがズレてしまう。これが1番のハンディでした。ブルージェイズ打線よりも、ドジャース打線は強力打線です。強力打線イコール、やや大きめに強振をするわけです。ボールゾーンを見極め、見送る確率はブルージェイズより下です。『ブルージェイズも同じアンパイアじゃん』と言われるかもしれないですけど、ブルージェイズはコンパクトに小さく打ってくる打線で、少々ストライクゾーンがズレても長く見ているため、あまり影響がないのです」
シリーズは2勝2敗のタイになった。ドジャースは、2年連続の世界一に輝けるのだろうか。どちらが勝っても王手がかかる第5戦は、現地29日にドジャー・スタジアムで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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