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「とにかくブルペンが壊れている」「なぜトライネンに投げさせる」ドジャース継投策失敗の裏で光ったシュナイダー監督の”決断”

THE DIGEST編集部

2025.10.30

WS第4戦での采配・決断が光ったシュナイダー監督。(C)Getty Images

WS第4戦での采配・決断が光ったシュナイダー監督。(C)Getty Images

 現地時間10月28日に開催されたワールドシリーズ(WS)の第4戦(7試合制の4勝先取方式)は、ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズに2対6で敗れる結果となった。これで通算成績は2勝2敗のタイである。

 試合の流れを大きく左右したのは、ドジャースが1対2で迎えた7回表の攻防だ。無死二、三塁のピンチで先発の大谷翔平に代わりマウンドに上がった左腕バンダがブルージェイズのヒメネスのタイムリーなどで失点すると、続く1死二塁でゲレーロJr.を申告敬遠。ここで投入されたトライネンもビシェット、バーガーに連続タイムリーを許し、ドジャースは1対6と突き放された。

 ロバーツ監督の継投策は裏目に出た。SNS上では「とにかくブルペンが壊れている」「ロバーツ監督の采配に疑問が残る」「なぜトライネンに投げさせる」といった批判が相次いでいる。
 

 ただ、より注目すべきはブルージェイズのシュナイダー監督の決断だ。7回表、ヒメネスのタイムリー後、続くカイナーファレファの打球はサードライナー。三塁手マンシーの好送球で一塁もアウトかと思われたが、シュナイダー監督のチャレンジ要求でリプレー検証の結果、一塁はセーフになった。

 このチャレンジ成功が結果的に試合の流れを決定づけた。その後、ブルージェイズ打線がトライネンを打ち崩した点からも、そう言える。ロバーツ監督の継投ミスはもちろん、シュナイダー監督の冷静な判断が勝負の分かれ目となった。

 ロバーツ監督の継投策失敗以上にクローズアップされるべきは、シュナイダー監督のチャレンジ成功か。もしブルージェイズがワールドシリーズ制覇を果たすことになれば、この第4戦のチャレンジ成功が大きなターニングポイントとして語り継がれるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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