専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「期待を大きく下回る結果」不振のドジャース打線にLA記者辛辣「最も力を発揮すべき場面で最低のパフォーマンス」「もしWS制覇を逃したら...」

THE DIGEST編集部

2025.10.30

ブルージェイズに1対6で敗れたドジャース。(C)Getty Images

ブルージェイズに1対6で敗れたドジャース。(C)Getty Images

 現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に1対6で敗れた。これでシリーズ成績は2勝3敗となり、ブルージェイズが32年ぶりの世界一に王手をかけた。

 初回、ドジャースは2点ビハインドで大谷翔平がトレイ・イェサベージと対決。フルカウントから粘りを見せたが、6球目の直球を打って投ゴロに倒れた。2番に入ったウィル・スミスは2球目の150キロの直球を振り抜くも左飛。3番のムーキー・ベッツは三球三振に倒れ、あっさり三者凡退に倒れた。

 ブルージェイズの22歳右腕の勢いは止まらなかった。2回はフレディ・フリーマンが8球粘った末に低めのスプリットに手が出て空振り三振。テオスカー・ヘルナンデスは外角低めのスライダーにバットが空を斬り三振。トミー・エドマンもスプリットに空振り、三者連続三振に仕留められた。
 
 続く3回、先頭のマックス・マンシーもフルカウントから低めのスライダーを見逃して三振。これでドジャース打線は5者連続三振に倒れた。だが、8番“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスのソロ本塁打で1点を返し、反撃の狼煙を上げたかに思えたが大谷の第2打席は空振り三振。流れをつかめなかった。

 イェサベージは7回までに104球を投げ、12奪三振、被安打3、失点1でドジャース打線を翻弄。リリーフ陣もセランソニー・ドミンゲス、ジェフ・ホフマンが盤石の投球で、ドジャース打線を完全に封じた。

 成す術なく完敗した結果を受け、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は自身のXで試合を振り返りながら、「もしドジャースがWS制覇ができず、王朝を築くチャンスを逃すようなら、打線を支える体制の根本的な見直しが必要だ」と厳しい見解を示した。さらに「チームは期待を大きく下回る結果となり、最も力を発揮すべき場面で最低のパフォーマンスに終わった」とも指摘。手厳しい寸評を残した。

 崖っぷちのドジャースは、この試合を持って今季ホームゲームはすべて終了。第6戦以降の舞台は敵地ロジャース・センターに移す。負ければその時点で敗退が決まる。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】PS初先発・6回9K3失点!現地10月4日に行われたフィリーズ戦で躍動する大谷翔平を特集!

【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで!ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け!

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月16日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    10月21日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(木)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)