MLBのワールドシリーズ第６戦を翌日に控えた現地10月30日、ロサンゼルス・ドジャースは舞台となるロジャース・センターで前日練習を実施。フリー打撃を行なった大谷翔平は周囲の度肝を抜く特大弾を連発してみせたが、練習の合間に見せた“振る舞い”にも現地記者から称賛が送られている。
 
　米メディア『NBCスポーツ ロサンゼルス』のレポーターを務めるマイケル・デュアルテ氏は大谷のバッティング練習について、「美しい光景だ。彼はいまロジャース・センターで数本のホームランを放っているが、一本ごとによりさらに壮麗になる！」と興奮気味に投稿。そして続く投稿では、大谷が内野グラウンドに転がっていたボールをチームメイトとともに拾い集める様子を撮影した動画を公開するとともに、「大谷翔平はチームメイトと気軽にボールを追いかけている。ユニコーンは本当に素晴らしい！」と、その行為に感銘を受けて称えている。

　動画をチェックした日米のファンからは、「いつもの大谷さん」「こうゆうところも大谷選手の素晴らしいところ」「若い選手やアメリカ人にとっての真のロールモデルです」「純粋な偉大さ、純粋な謙虚さ、まさにユニコーンの真の定義」「日本の文化は素晴らしく、高潔だ」などと反応が寄せられている。

　第５戦を終えて、ドジャースは通算２勝３敗とし、トロント・ブルージェイズに32年ぶり３度目の世界一に王手をかけられた。同31日にはブルージェイズの本拠地ロジャース・センターを舞台に第６戦が行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「いつもの大谷さん」チームメイトと競い合うように…