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大谷翔平が「第一打席にホームランを打つ確率が半分。大活躍が見えている」デーブ大久保氏がドジャースの世界一を予想!【WS第7戦】

THE DIGEST編集部

2025.11.02

大久保氏は大谷の打撃の状態が上がってきたと見立てる。(C)Getty Images

 野球解説者のデーブ大久保氏が自身のYouTube内で、現地11月1日に世界一が決まるワールドシリーズ(WS)第7戦に臨むロサンゼルス・ドジャースについて語った。WSは現在、3勝3敗のタイとなっている。

 WS第6戦で、ドジャースは3回表にウィル・スミスのタイムリーツーベースとムーキー・ベッツの2点適時打で3点を先制するも、直後に1点を返される。その後、先発の山本由伸が6回1失点で試合を作ると、7回は2番手のジャスティン・ロブレスキーが無失点に抑える。

 3対1でリードしていたが、8回から登板した3番手の佐々木朗希は、9回に先頭打者のアレハンドロ・カークに死球を与えると、続くアディソン・バーガーに二塁打を許し無死二、三塁のピンチを招く。最後は4番手のタイラー・グラスノーの力投と野手陣の好守で逃げ切った。

 ドジャースが"逆王手"をかけたものの、山本が7回以降も続投すべきと考えていたという大久保氏は、9回にあわや同点の場面を作られたのは「大失敗だと思う」と指摘。こう続ける。

「流れは良くないです。山本投手が8回まで投げて9回を佐々木投手がしっかりと抑えれば、ブルージェイズはぐうの音も出なかったはずです。勢いもつかなかった。ところがいったん盛り上がってしまった。ゲームが動き出してしまった」
 
 それでも大久保氏は、第7戦は「危ない試合」になりながらもドジャースが制すると予想する。その理由に大久保氏は、自身の経験とともに大谷翔平の状態を挙げる。

 大谷が第6戦の8回、ボール球の変化球に反応し泳ぎ気味ながら左中間に放ったツーベースを、大久保氏は「レフト前のポテンヒットだと、誰もが思った。それが、左中間を抜けていく。打たれたピッチャーでさえ『何で?』」とし、状態が上がってきていると見立てる。

 技術的には「戻ってきています、形。肩が全く開かない。バットを平たく使い、先っぽでも飛ばせる。詰まっても芯に当てる確率が高くなる」と解説する。

 そして、最終戦での"大爆発"を予想し「大谷選手の第1打席にホームランを打つ確率が半分くらいはある」と断言。本塁打でなくても出塁し初回の得点に貢献し、「その後も大谷選手が大活躍するのが、自分のなかでは見えています」と期待を寄せた。

 大久保氏の予想は当たり、ドジャースは2年連続のMLB制覇を達成できるのだろうか。大注目のWS第7戦は、日本時間11月2日の9時にプレーボール予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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